【スタッフブログ】教員養成校と地方部の小学校への支援訪問

2024年3月15日

彼の書いてくれた手記は、私が、常日頃から掲げている

支援活動とは、上から見下ろすのではなく、哀れみや同情心をもって接するのでもない。人と人が同じ目線に立って行うものである。

という支援マインドに合致するものです。

ここからは、代表の立場から見届けたIさんの取り組みについて触れていきます。

前頁は、Iさんが無事に帰国した後に送られてきたものでした。

約2ヶ月もの間、怪我や体調不良、バイクの運転や修理など、様々な面で大変お世話になりました。また何らかの機会でカンボジアに訪れたいと思っております。松田さんも体調にお気をつけ、どうかこれからもご活躍ください。チアフルスマイルのこれからの活動を陰ながら応援しております。

PS:大変遅くなりましたが、スヴァイリエン、バベットの活動記が完成しましたのでご送付いたします。

2ヶ月という長い間、彼の取り組みを身近に見ていて、人として成長していった姿が

見て取れました。

共に過ごす時間はあったものの、じっくりと支援について語り合うこともなかったので、彼のかんじた内面を言葉で表現してもらい、とてもうれしく思いました。

 

彼は、授業準備や教材づくりにたいへん熱心でした。

(夜遅くまで、授業準備をしている様子)

そして、子供に寄り添う教師でした。

しかし、それだけでは授業は成立しないのです。

誰だって、子供に嫌われたくはありません。

しかし、目的は、英語を指導すること、身に付けさせること。

授業を壊す行動には、厳しく注意することも必要なんです。

彼の厳しい言葉が、50人近くの生徒の心に響きます。

それによって、生まれてきたものは、信頼関係。

結果、教師が話すときには、しっかり聞けるクラスになっていきました。

そして、彼の指導に、子どもたちが敬意をもって接するようになりました。

だからこそ・・・。

彼の周りには、いつも子供たちが群がっていました。

私は、それをいつも温かい目で見守っていました。

こんな単純な遊びであっても、子どもたちは尊敬する先生と一緒だからうれしいのです。

子どもたちの幸せそうな笑顔がそれを物語っていますね。

彼が帰国するときには、子どもたちが覚えたての英語で、

「No go Japan」

寂しそうに言いました。

彼らの心の中に、この2か月のふれあいが、一生刻まれていくことでしょう。

 

彼の功績は、将来、子どもたちの姿となって実を結ぶことになります。

もっと勉強しようという気持ちになって、学びを深める子どもになることでしょう。

また、将来、英語を自在に扱うような人材に育つことでしょう。

そして、日本とカンボジアをつなぐ架け橋になるかもしれません。

私は、彼のようなインターン生に素晴らしい足跡を残していただき、心から感謝しています。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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