国道5号線をバッタンバン方面に進み、コンポンチュナン市内手前で右折し、トンレサップ川を渡り、北上していったところにルセイダンコウチ小学校があります。

9月~10月には、フローティングエリアとなるコンポンチュナン州の村々。




2025年8月には、ツアーやボランティアの方々の学校支援訪問として総勢5名で、グラスボード3教室、図書100冊、各種教材を支援させていただきました。









今回、2026年6月23日(火)は、ICT授業の実践を参観に行きました。
*ICT(Information Comunication Technology)とは、情報通信技術のこと。
小学3年生の算数の授業。Rotanak先生は、24歳の有望な若手教員です。

このスクリーンプロジェクターは、学校で購入したものですが、ロタナー先生も費用を負担しているのだそうです。

子どもたちは、18人です。

カンボジアの公立学校で、ICTを活用した授業を見学するのは初めてです。

子どもたちとの対戦形式での計算ゲームです。先生が、参観者も授業に参加させてくれました。

さて、ICT授業のメリットは、どのような点にあるのでしょうか。
生徒側のメリット
個別に最適な学びの実現AIドリルなどの活用により、一人ひとりの習熟度や苦手分野に合わせた問題が出題されます。
視覚・聴覚的な理解の向上動画やアニメーション、音声を使うことで、数式や動植物の仕組みなど、抽象的な概念を直感的に理解できます。
思考や議論の時間を確保板書をノートに書き写すだけの単純作業が減り、その分「自分で考える時間」や「意見を交わす時間」に充てられます。
協働的な学びの活性化タブレット上で自分の意見や調べたデータをクラス全員と瞬時に共有し、グループワークを円滑に進められます。
将来役立つITスキルの習得日常的に端末を操作することで、デジタル社会に不可欠な情報リテラシーが自然と身につきます。
教育のアクセシビリティ向上音声読み上げや文字の拡大機能により、障害や特別な支援が必要な生徒も学びやすくなります。
場所を選ばないオンライン学習病気や学級閉鎖による自宅待機時、過疎地や離島であっても、遠隔授業によって学習の機会が保たれます。
教員側のメリット
授業準備の効率化デジタル教材や過去のデータを活用することで、プリントの印刷や配布、板書の準備にかかる時間を大幅に削減できます。
校務のデジタル化による負担軽減テストの自動採点や成績管理、連絡事項の共有が効率化され、教員の働き方改革につながります。
生徒と向き合う時間の増加事務作業やルーティンワークが減ることで、生徒一人ひとりへの指導やケアに、より多くの時間を割けるようになります。
リアルタイムでの状況把握生徒がタブレットに入力した解答や課題の進捗を一覧で確認できるため、誰がどこで躓いているかを瞬時に把握できます。

今回は、算数の授業を見せていただきましたが、活用の仕方次第で、大幅な学習効果の向上が期待できます。
実際に、一人の子に計算方法をタブレットに書かせることで、それを大きなスクリーンで教室の生徒たち全体でリアルタイムで共有できます。
黒板に教師が書くと、体が邪魔をして、どうしても一部の子どもには見えづらくなりますから。
子どもたちは、アナログなミニボードを持っていますね。
デジタルとアナログのミックスで、授業においては、それぞれの良いところがあり、興味深かったです。
実際に、ICT教育には、機材の設置から、維持費などの運用コストがかかりますので、見学させていただいたお礼も含めて、経費を学校に寄付させていただきました。

また、貧困の世帯に住む5名の生徒たちに、学費と学用品を寄付。


前回に引きつづき、お昼をごちそうになってしまいました。

午後は雨の心配があることから、12時半には、学校を後にしました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
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