プレイベン州は、湖水や沼地が多いことで知られています。それ故に、この州を訪問するときには、通路を慎重に選定する必要があります。
今回は、迷わず二輪車での移動を選択。
キエンスバイ近辺のフェリーポートが、起点です。

カンダール州キエンスバイ(Kien Svay) district のデイ・エット(Dei Ith)コミューンから対岸を結び、プレイベン州・スヴァイリエン州(さらにはベトナム国境のバベット)方面へと抜ける新しいメコン川大橋は、2028年末の完成を予定しています。
この橋の建設資金は、中国からの融資ではなく、カンボジア政府の国家予算(国費)によって全額賄われています。
なぜなら、中国支援になると有料道路となるため、低所得層の市民が自由には通行できません。今回、カンボジア政府が中国支援を受け入れなかったことは、今後のカンボジアの自主自立のための大きな一歩となることです。
2029年には、習近平道路からここが橋で直接つながって、プレイベン州に行き来できるようになる計画です。

祝日であることもあって、午前中からたくさんの人が乗船していました。


さて、国道11号線まで走る間の様子をご紹介します。

まず、目に飛び込むものがこれ、雨季のプレイベン州は、蓮の花でいっぱい。

小学校ですね。フローティングエリアならではの高床式校舎です。


そして、つり橋を見つけました。

恐る恐る渡ります。
しかし、底の鉄板に穴が開いているではありませんか。

車輪を入れたらアウトです。

こういった危険が身近にあるのがカンボジアです。けがをしても、だれの責任にもできません。
おいしそうな自然のジャックフルーツ。

国道11号線に出た後、帰り道は、別ルートで。
バイヨン形式の寺院の門。

田舎の小学校。ICHIJIKIという寄付者の名前が、どうも日本の方って感じですね。

あたり、一面、こんな感じ。

それもそのはず、ここら一面は地図上では、湖になっているんです。

そう、ここらは干潟になっているんですね。
大雨が降れば、地図通りの湖になるというわけです。
このように、マップ上では、州の多くが水場として表示されています。


カンボジアでは、地図情報が実際にはあてにならないことが多く、自分の目で確かめて進むしかありません。
道なき道を進むこの感覚。
2019年頃に、コンポントム州のサンダン地区の小さな学校を回って、図書寄贈の支援活動を行っていた時のことを思い出します。
幸いにも、私は、今回、干潟の中を二輪車で走り抜けて、農道にたどり着いて、フェリー乗り場まで戻ってくることができました。

やはり、カンボジアでの移動には二輪車が必要ですね。ドリーム125㏄、さすがの走破力です。
コロナパンデミック以前、Preyveng州の学校には、何校か支援訪問していますが、このルートを使ったら、移動距離が半分になることを発見できました。ただし、メコン大橋が完成するまでは、フェリーに乗る必要があります。

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