【スタッフブログ】My Special Experience in Cambodia
初めまして。
2月25日から2週間、ボンクナー小学校でインターン活動をしていた岩中と申します。
カンボジアで過ごした日々は濃密で、どれも忘れられない経験と思い出になりました。
ここでは、特に印象に残っている活動について紹介します。
ホームステイ先での勉強会
私は、Yonさんという方の家でホームステイをしていました。
借りていた部屋はYonさんの旧宅で、入口付近に机と椅子があり、夜になると近所の子供たちが集まって勉強会が始まります。
ボンクナー小学校やスラスターチャン小学校の生徒が5,6人ほど集まって毎晩、英単語の勉強をしていました。
Yonさんの家には高校生の男の子が一人いて、彼のWriting指導と小学生に英単語を教えていました。
Writing指導では、トピックを決めて論理的に書く指導を行いました。
また、彼の高校での英語の宿題を見せていただきましたが、新しい発見がありました。
宿題の内容は、「なぜほとんどのカンボジア人は英語を勉強することが好きなのか?」というトピックで作文をしていました。
私は、大学で英語教育について勉強しています。
日本では、英語に苦手意識を持つ学生が増加している話を聞いたことがあるため、カンボジアの学生は意欲的に英語に取り組んでいると知り、驚きでした。
英単語の指導では、5回ずつ単語を書くように指導していました。
クメール語の影響か、少しアルファベットの書き方に癖があるように思いました。
そのため、一字一字チェックして丸付けをしていました。
最終日の夜は、私の似顔絵を描いてもらいました。
「いつ戻ってくるの?」
「帰ってほしくない」
と声を掛けてくれた生徒がいて、胸がいっぱいになりました。
プノンペンの清掃活動
プノンペンの路上の廃棄物を拾い続ける日本人の井上さんと共に、清掃活動に参加しました。
路上には、ジュースのカップや食べ物が入っていたトレー、衣服などが落ちていました。
地面に埋まっていた物もあり、拾うのに一苦労でした。
1~2時間の清掃活動でしたが、ごみが満杯に入った袋が数十個も並びました。
また、近くでジュースを販売していた現地の人から差し入れをしてくださいました。
見返りを求めるのではなく、「街にたくさんのごみが落ちている」ことに違和感を抱き、自発的に行動する姿勢が、誰かの心を動かすことに気づかされました。
日常の中で周囲の人が見過ごしていたとしても、自分が違和感を覚えたら、積極的に行動する姿勢を心掛けていきたいと思いました。
古川はるなさんのチャリティーコンサート
3月9日にプノンペンのBellevue Serviced Apartmentsの屋上で、チャリティーコンサートが開催されました。
コンサート会場の入り口で、パームシュガーの販売とマンスリーサポートの募金活動も行いました。
施設の利用者の皆様に募金をしていただきました。
活動に興味を持ってくださった方もいて、心が温まる活動となりました。
屋上では、フルート奏者の古川はるなさんが演奏を披露していました。
募金活動の関係で、すべて見ることはできませんでしたが、最後に聴いた「You Raise Me Up」は、プノンペンの夜景とフルートの音色が相まって、心が浄化されるような素敵なひと時でした。
会場には、現地NGOのACE(Advanced Centre for Empowerment)の方々もいらっしゃり、親睦を深める機会にもなりました。
以上、私にとって印象に残った3つの活動について、紹介させていただきました。
私事ですが、この春から教員として働きます。
カンボジアでの貴重な経験を、日本の子どもたちに伝え、国際理解教育にも力を入れていきたいと考えています。
未来の子ども達が、文化を尊重し協力し合える心を持てるよう発信していきます。
2週間で出会ったすべての皆様に感謝します。
本当にありがとうございました。
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