新任のTさんが授業を開始、そしてNさんは最後の授業
子どもが大好きな新任のNさん。
Prey Boeung Primary Schoolにて、Mさんの補助を受けながら授業を開始しました。
開始前は、心配そうな様子でしたが、いざ授業が始まると子どもたちとの呼吸もぴったり。
ゆっくりと丁寧に語り掛けたり、教材の提示の仕方を工夫したり、繰り返し発音させたり・・・・。
Mさんが授業時における態度的な部分を徹底して指導してきたクラスです。
確かな学びを保障するためには、学びの場をきちんと作る必要があります。
それは、教える側が担当する部分。
T2として、机間指導を行うTさんです。
2人体制で行う授業は、個別対応もできるため、より質の高い授業になります。
現在、5・6年生を中心とした20~30名ほどの生徒たちが学びを継続しています。
そして、こちらは、Kong Leu Primary SchoolのNさんの教室。
毎回、30~40人の子どもたちが授業を楽しみにやって来ます。
12時半ころには教室に来て、先生が来るのを待っている子どもたち。
変顔・・・、こんなおちゃめな生徒さんもいます。
ちょっとおふざけしていますが、毎日教室に学びにやってくる熱心な子です。
音節をクラッピングして学ぶ月の歌。
動作をしながら、基本単語をマスターさせます。
それと、Nさん考案の動物の鳴き声クイズ。
子どもたちは、真剣に聴きながら、英語で答えていました。
そんなNさんの授業もこの日が最後となりました。
コンルーの子どもたち。
学ぶ場が学校以外にはほとんどない過疎地の子どもたちなんです。
中指ポーズはだめだよと教えているんですが、子どもたちは決して悪気はありません。
フリースタイル。
本当に愛すべき子どもたちです。
この子たちの将来の役に立つことが、我々が行う未来への投資なんです。
まなぶ日本語学校さんの柳内代表のキャッチフレーズ。
Pay it foward.
ですね。
この日、Nさんは名残惜しい子どもたちからの洗礼を受け、なかなか帰してもらえませんでした。
愛情をかけた分だけ、子どもたちから受け取るものは大きいのです。
Nさん、子どもたちからとても信頼の厚い先生でした。
1か月間、はあっという間でしたが、ご指導ありがとうございました。
日本人の先生がここに入ったのはこれで5人目。
子どもたちは、6人目の先生が来るのを心待ちにしております。
PS:今週の金曜日の授業は、スバイリエン州への学校支援訪問のためお休みです。4名が、泊りで170㎞の道のりを走って、図書を寄贈しに行ってまいります。
Porthom Primary School
097 448 1199
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今日もあなたに子どもたちの幸せを願っていただきますように、オークン。
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