2026年4月1日~6日、日本から3名の方々が、5泊6日のスタディツアーに参加しました。
はじめに、お一人の方が、帰国後に送ってくれた感想をお読みください。
この度は貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
今回のツアーを通して、これまでの自分の価値観が大きく変わったと感じています。プランの一環で訪れた小学校では、自分たちが貧しい子どもたちを支援する、という、どこか一方的で偽善的な意識を持っていたように思います。しかし実際に訪れてみると、そこには想像以上に活気があり、笑顔にあふれた子どもたちの姿がありました。一方で、自分たちは恵まれた環境で学べることが当たり前になっており、そのありがたさを十分に活かしきれていなかったと気づかされました。現地の子どもたちは学びたいという強い意欲を持ちながらも、環境や物資が十分ではないというギャップに強い問題意識を抱きました。だからこそ、今の自分にできることは、この恵まれた環境に感謝し、目の前のことに全力で取り組むことだと感じました。それが、同じ世代でありながら異なる環境にいる彼らへの一つの誠意だと思います。また、将来は自分自身が、彼らのように意欲を持ちながらも機会に恵まれない人たちの選択肢を広げられるような存在になりたいと強く思いました。今はまだ学生でできることは限られていますが、いつか彼らのやりたい、を支えられる大人になることを目標にしていきたいです。
また、松田さんをはじめとしたスタッフの方々はとても親切で、常に私たち参加者を第一に考えてくださっていると感じました。おかげで、終始安心して過ごすことができ、とても楽しく快適なツアーとなりました。
今回の経験は、これからの自分の行動や考え方に大きな影響を与えるものとなりました。
本当にありがとうございました!
価値観が変容するツアー。
では、このような感想に至りました6日間の全容を以下にご紹介します。
到着が深夜だったため、前泊して、翌日はホテルでゆっくりと朝食タイム。こちらは、トゥールスレン博物館からほど近いホワイトコーナーホテルです。

プノンペンの朝は、静かに明けます。

ホテルをチェックアウト。お荷物は、コンパクトにまとめていただいておりますので、移動の際の積み下ろしも苦になりません。

初日、4月1日は、まずトゥールスレン博物館にご案内。かつて、人々を収容していた場所で、もともとは高等学校でした。昨年7月には、ユネスコの世界記憶遺産として認定を受け、多くの観光客が連日やってきます。今回は、比較的すいている朝の時間帯に2時間ほどで回ります。入館料は、日本語オーディオガイド付きで10$です。

カンボジアのお昼は、11時AMから。近所のローカルレストランで、クイテウを食べました。ストリートフードでも、しっかりと店舗を構えている清潔なショップです。味も合格点です。

午後は、キリングフィールドへ。ポルポト時代に、処刑場として使われていた場所です。ここは、チュンエク村というプノンペンから南に10㎞程離れたところにあります。入館料は、オーディオガイド付きで6$です。午後の暑い時間帯になりますので、短時間で見て回ります。

2時半PMにはこちらを後にして、早めのホテルチェックインです。トゥールコークのアマンダホテルです。4スターランクですね。

部屋はとても清潔感がありますね。初日ですので、時差を解消するために、少し早めにホテルに入りました。夜は、ナイトマーケットへご案内する予定です。

ここで夕食を取り、現地の買い物をお楽しみいただきました。

翌日の2日目は、ひろしまハウスとYouth Advanced Developmentへの訪問です。
ひろしまハウスにて、現地教師のPichさんに設立の背景の説明を受けます。

指導教室を訪問。日本語でのやり取りが可能です。

幼児クラス。

休み時間には、ホールで鬼ごっこ。言葉は不要です。






ラブリーな子どもたちと集合写真。

ハグしてお別れ。

ワットウナロムの日本人墓地を参拝。

お寺では、慣習に従いお祈りを捧げました。

セントラルマーケットでは、お正月前の行事が行われていました。

午後には、YAD(Youth Advanced Development)の指導教室を訪問。プノンペン市内のスラム街にあります。

代表にスラム街を案内していただきました。

スラム街の向こうに高層ビル群が見えます。

このエリアは、将来的にはなくなっていくと思いますが、プノンペン市内にもこのようなエリアがまだ200カ所もあるといわれています。

将来の夢の実現に向けて、我々もスタッフの皆さんと子どもたちを応援しています。

この後、コンポンスプー州に移動。高速道路ができたおかげで、移動が本当にスムーズになりました。
ゲストハウスに宿泊後、翌日、ボンクナー小学校を訪問。

3名のうちお一人は、2年前にも訪問しています。当時のスクールサポートの外壁前での写真です。

今回は、3名で3教室にシーリングファンの設置をしていただきました。

カンボジアは熱帯雨林気候ゆえに、教室内も高温になりますから、これで、学習環境が向上します。

スクールサポートへの感謝状を校長先生から頂きました。



休み時間には、フリーで子どもたちと交流。






ラブリーな子どもたちです。
学校を出た後、市内で昼食を取りました。カンボジアでは伝統料理であるバンチャウです。

午後は、孤児院を訪問。

子どもたちに、ビタミン補給のために、オレンジを買ってきました。





3時過ぎには、孤児院を出て、7時間かけてシェムリアップへ移動しました。
翌朝のホテル。

2日間で、アンコール観光、トンレサップ水上生活見学&サンセット、などを見て、午後10時PMプノンペンへ。
最終日は、オルセーワンホテルへ。

午後、イオンモール3へご案内して、空港へ。
最後に、この6日間を通して、ご参加者様の感じた心のうちを文章化していただきました。
今回のカンボジアでの1週間は、さまざまな感情が忙しなく入り混じっていました。私にとっては2回目のカンボジアでしたが、高校を卒業したばかりだった2年前とは違い、大学での授業や経験をもとにいろいろな視点からカンボジアの現状を見ることができたと思います。
2年前にカンボジアに来る前、私はカンボジアの歴史に興味があるだけの高校生でした。母の誘いでJECSAのスタディツアーに参加し、カンボジアの歴史を学ぶだけでなく、カンボジアのさまざまな側面をたくさん感じました。初めて発展途上国に来たこともあり、日本との環境の大きな違いのせいか、たくさん苦労や戸惑いがあったのでどちらかといえばいい思い出ではないこともたくさんありました。しかし、当時の私には直感的に「将来の私のフィールドはここだ!」と感じました。
今回2年ぶりにカンボジアを訪問し、この2年間で大学で国際協力について学んだこともあって前回よりさらに多くのカンボジアを取り巻く問題を目の当たりにしました。大好きなカンボジアだからこそ、心苦しさやもどかしさ、自分の無力さを何度も感じましたが、それと同時に自分の今後のモチベーションにもなりました。
今回の訪問はどの経験も素晴らしく心に残っているのですが、その中でも一番記憶に残っているのはボンクナー小中学校の訪問でした。私の1番の関心が学校教育であったことや、2年前にも訪問していたことが大きな要因であると感じています。2年前の訪問時に私がずっとおんぶし続けていた少年と再開できたときに彼の成長を喜ぶだけでなく、学校に通い続けてくれていたことへの喜びも感じました。また、低学年の教室へ行ったとき、子どもたちが教科書を1枚1枚めくって私に自慢して中身を音読したり歌を歌ってくれたりしました。今でも子どもたちの嬉しそうなキラキラした目や可愛くて元気な声が忘れられません。私自身、子どもたちとの関わりはあまり得意な方ではないと自負しています。ですが、子どもたちの明るく人懐っこい性格のおかげで自分自身のメインフィールドを子どもたちや教育にすると決めることができました。今回私が心を動かされたのはボンクナー小中学校の先生方や子どもたちの感謝の姿勢でした。2年前に支援した時もそうでしたが、私たちの支援に対して何度も感謝の言葉を示してくれました。学校のいろいろな設備を見るとたくさんの支援者の名前が刻まれており、今までたくさんの支援を受けてきたことがわかります。これだけたくさんの支援を受けていれば、支援を受けることが当たり前であると思ってしまったり感謝の気持ちの表現を軽く済ませてしまったりするようになってしまうこともしょうがないと思います。しかし先生方は暖かく私たちを受け入れたくさんの言葉をかけてくださり、子どもたちは「teacher! teacher!」と言いながら笑顔で駆け寄ってきて学校の設備や教材を嬉しそうに見せてきたり、ヘアピンやお花などありったけのものを私たちにプレゼントしてきたりします。あんなに小さな子どもたちが自分たちにできる最大限の形で感謝を伝えてくることにとても感動しました。物資はあるけどそれが当たり前で学業にやる気を見出せない日本の学生と、物資は不足しているけど現場で最大限の学びを得ようとするカンボジアの学生の対比になんとも言えない気持ちになりました。実際に訪れてみると日本の学校との大きな差に驚くことが多々ありますが、彼らの温かさの触れると教育環境の発展をより一層心から願えるようになると思います。
この旅の最中、私は何度もやっぱりカンボジアが一番大好きなのだと感じました。どこが好きなのかといえば全てを言語化するのは難しいし、それって他の国にも当てはまるよねということも多いです。正直、日本と比べると確かに様々な面でカンボジアを訪れることは不安に感じることもあります。ですが、18歳の私が感じたカンボジアという国そのものは言語化できない魅力に溢れており、2年経った今でも忘れるどころかその魅力が更新され続けています。正直、カンボジアに滞在している間は幸せなことばかりではないですし、支援をしたり話を聞いたりすればするほど自分の無力さや苦しさを感じることばかりです。カンボジア特有の魅力を残しながら何を変えるべきなのか、私たちが変えようとしている現状は本当に求められていることなのか、本当に人々のためになるのか、それに伴って新たな問題が生まれるのではないかと滞在中は様々なことを考えすぎて苦しくなることもたくさんありました。最近ではタイとの軍事衝突や特殊詐欺事件など、カンボジアに関してあまりよくないイメージを持つ方も多いかもしれません。もちろん全ての方にカンボジアが合うとは限りませんが、実際にカンボジアという国を自らの目で見て肌で感じるとイメージが大きく変わると思います。私はカンボジアの人々の温かさや壮大な自然だけでなく、毎回感じる無力さや苦しさ、衛生環境の悪さ、いろいろな匂いが混ざっていて決していい匂いとは言えない食市場、暗い歴史やそれに伴う現代まで残った影響も全てが大好きです。皆様が少しでもカンボジアに興味を持って好きになってくれると嬉しいです。
2年前私がカンボジアに訪れる機会を作ってくれた母、カンボジアでの滞在を全てサポートしてくださった松田さんやチュンさん、カンボジアで私と関わってくださった全ての皆様に感謝します。カンボジアの今後の発展を心から願うとともに、私自身もカンボジアの発展に少しでも尽力することができるよう精進していきたいと思います。
ご参加者の純粋な子どもたちに向けられた愛に、私も心を揺さぶられました。
実際に現地に足を運び、自分の目で確かめることが一番。
そこで感じ取ったものほど、確かなものはないからです。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
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