こんにちは!
チョミリアップスォ!
9月7日からインターンで活動させていただいている黛大夢です。
活動を始めて、5日が経とうとしています。
このタイミングで活動半ばの思いを綴らせていただきます。
【二度目のカンボジアで感じたこと】
私は今回、2度目のインターンの参加です。
カンボジアを再び訪れて最初に感じたことは、落ち着くという感覚です。
前回の滞在で、ゆったりとした時間の流れや人々のやさしさに魅了されました。
その魅力をカンボジアに入った瞬間から、感じることができ、とても落ち着くという心地でした。
前回との違いは、滞在場所が街の中心地であるということです。
最初の1週間はシェムリアップ市内にある、オフィスに滞在しています。
以前滞在したコンポンスプー州とは比べ物にならないほど都会な街並みです。
都会な場所での滞在は、とても刺激的で、前回とは違った体験ができています。
この活動中、市内から学校までお借りしたバイクで通っています。
緑が広がる田舎道を颯爽と駆け抜けることができとても気持ちの良い経験です。
しかしながら、一度エンジンがかからなくなるというアクシデントに見舞われました。
近くのガレージに駆け込み、どうにかジェスチャーでエンジンがかからないことを伝えると、すぐに修理を始めてくれました。
どうやら、電気系統のトラブルだったようで無事に直してくれました。
最後には、原因をジェスチャーで教えてくれて、笑顔で送り出してくれました。
トラブルでしたが、カンボジアの人のやさしさを感じられるいい経験でした。

【学校での授業と子どもたち】
さて、肝要な学校での活動ですが、当初の計画では、現地の学校の先生と協働して授業を作っていく予定でした。
しかし、お盆休み期間に入ったということで、休み期間中の特別授業を私たちでやらせていただくことになりました。
休み期間にも関わらず、たくさんの子どもが来て、一緒に勉強しています。

学びに向かう姿勢にとても感激しつつ、学びを支えることとの大切さも同時に感じます。
授業の内容は、前回の実践の経験も活かしながら、試行錯誤の連続です。
毎日2コマの授業を、一緒に活動している活動している佐野君と1コマずつ分担して行っています。
私は、持参したウクレレを使用して、英語の歌を授業に取り入れています。

また、高学年のクラスを担当しているので、私が英語を、生徒たちにクメール語を教えてもらうなど、インターラクティブな授業を作ろうと心がけています。
また、佐野君の授業は、イラストをつかったり、ゲームを取り入れたりと学ぶことばかりです。
子どもからも、同じ志をもつ日本人からも日々たくさんのことを学んでいます。
カンボジアの子どもたちの学びの姿勢も感動しますが、それ以上に印象的なのが、遊びへ姿勢です。
子どもたちは常にワクワクを求めているように見えます。
外で縄跳びをしたり、ゴムひもで遊んだり、まぶしい日差しの中、元気な声を響かせながら遊んでいます。
中には、イモリを捕まえて、部屋の中で遊んでいる子どもたちもいます。
日本ではなかなか見られない光景です。

【これからのこと】
今週いっぱいで、市内のオフィスを出て、来週からはホームステイをさせてもらいます。
今週のオフィスの生活とはまた違った生活が始まり、新たなカンボジアの一面がみられることがとても楽しみです。
授業がうまくいかなかったり、どの方法が正しいのかわからなくなったりすることもこれからたくさんあると思います。
そんなときでも子どもたちの笑顔があります。
あの笑顔を見ることが何よりのモチベーションです。
最後の日まで全力で授業や子どもと向き合っていきたいと思います。
稚拙な文章ですが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

最終報告「小さな変化の積み重ねとカンボジアの豊かさ」
元気な子どもたちや暖かいホストファミリーに囲まれた2週間は、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
活動を通して、たくさんのことを感じ、学ぶことができました。その活動の締めくくりとして、ブログを執筆させていただきたいと思います。
【小さな変化】
今回の活動の中で、一番うれしく感じたことを最初に書かせていただきます。
今回の活動の中で、子どもたちの小さな変化をたくさん感じることができました。
私は毎朝教室の掃除を日課にしていました。
最初のうちは私が掃除をしているのを見ているだけでした。
私の活動最終日、いつも通り掃除を始めると、子どもたちが自然と手伝ってくれました。
机の中のごみをかき出して、掃き掃除をしたり、ペットボトルのごみの中身を捨て、しっかりと分別したり、とても丁寧に手伝ってくれました。
さらに、手伝ってくれた生徒が、比較的先生に協力的な女の子だけでなく、いつもふざけてばかりのやんちゃな男の子も手伝ってくれました。
習慣を変えるという、難しい課題の成果が垣間見えた、うれしい瞬間でした。

小さな変化は他にもあります。
生徒たちがノートを見返すようになったことです。
私は授業の中で、ノートとプリントを使っていました。
最初はノートをとることを中心に授業を組み立てていました。
しかし、ノートだと途中で投げ出してしまう子もいたので、後半はプリントを配り、授業を進めてみました。
これが意図せず、いい結果を生みました。
自分の取ったノートを見返しながら、プリントを埋めていました。
ノートをとることが単なる作業になることなく、自分で取ったノートが次の授業の役に立ったという感覚を少し感じてくれたかなと思います。

こういった小さな変化の積み重ねが教育をよりよくしていくことには、必要不可欠であると私は思います。
その小さな変化をいかに生み出せるかが、私たちの腕の見せ所です。
また、同時にその小さな変化に気づき、うれしく思えることが教育ボランティアをする楽しみであると感じました。
【地に足のついた豊かさ】
先日中間報告のブログに書いたとおり、後半の1週間は現地の家庭でホームステイをさせてもらいました。
3世代で仲良しな家庭でした。
ホームステイをする中で、何よりの楽しみは食事です。
みんなで食事を囲んで食べます。
食事をしているときは、笑い声がずっと響いています。
私が拙いクメール語で「おいしい!」や「お腹いっぱい」というとみんな喜んでくれます。
このような時間は本当に楽しいひと時です。

ご飯の味もとてもおいしく、日本人好みの味が多いように思います。
一緒に暮らしていたおばあさんは、とても料理が上手で、次から次においしい料理を作ってくれます。
お米を炊くときも、たくさん炊いてくれます。
いつも「おかわりいる?」と聞いてくれてついつい食べ過ぎてしまうことが多かったです。

ホームステイしていると、時間の流れもゆったりとしていたように感じます。
午前中にいろんなことをやって、午後はゆったりと過ごしてしています。
お話したり、扇風機の周りに集まって、お昼寝したり、思い思いの時間を過ごします。
時には、夕暮れの時間に田んぼ道をバイクで走った時もありました。
本当にきれいな景色でした。

結局何が言いたいのかというと、ホームステイでは人間としてとても豊かな生活をさせてもらったと感じたということです。
日々いろんな仕事に追われることなく、しっかり食べて、しっかり寝て、自然と触れ合う。
まさに地に足のついた豊かな時間でした。
【本当に必要な支援とは】
今回2度目のボランティアに参加させていただきました。
様々な子どもと触れ合い、様々な人と話しました。
そんな中で、本当に必要な支援とは何なのだろうと、何度も自問しました。
日本にいると、カンボジアは「発展途上国」というイメージが強く、豊かになるための支援をしなければいけないと考えがちです。
確かに、支援が必要な課題もあります。
しかしながら、目指すべき「豊かさ」は、どのような「豊かさ」なのでしょうか。
先進国のように経済的に発展し、物質的に豊かになることなのでしょうか。
2度の経験から、必ずしもそうでないのではと考えるようになりました。
今のカンボジアが持つ豊かさはたくさんあります。
その豊かさを最大限生かすことのできる環境を作ることが本当の支援であると思います。
それを具体的なアクションにするのはとても難しいことです。
私はこの先も、自分にこの問いを投げかけ続けたいと思います。

【最後に】
長い文章をここまで読んでくださりありがとうございました。
しかし、この文章では書ききれない思いがまだまだたくさんあります。
ぜひ皆さんも一度カンボジアへ足を運んでいただけたら嬉しいです。
おいしいごはんと豊かな自然と、優しい人々が待っています。

末筆にはなりますが、このような経験をさせていただいたすべての人への感謝を述べさせていただき、筆をおかせていただきます。
ありがとうございました。
オークン・チュラン!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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