【スタッフブログ】忘れることのない授業最終日
皆さん、こんにちは、インターンの鈴木梨々花です。
7月29日からインターンをスタートして一ヶ月、ついに最終授業の日を迎えました。
振り返ると一ヶ月とは思えないほど毎日が充実していてとっても濃かったことに気づきました。
最後の活動記録としてメインの活動であるプレイボン小学校での授業とKhemrath schoolでの授業を中心に書かせていただきます。
プレイボン小学校での授業
プレイボン小学校での授業では、子供たちの将来の選択肢を増やすため、勉強を好きになってもらい、自信を持ち継続的に勉強を続けてもらうことを目標に多くの挑戦をしてきました。
主に挑戦したことは2つあります。
1つ目はディズニーの歌であるSofia the firstのオープニングです。
こちらがSofia the first の歌詞です。
小学生にこの歌は難しいと多くの人が考えると思います。
私たちがこの歌を選んだ理由は二つあります。
一つ目は子供たちのリスニング力が優れているため、意味を理解しなくても発音を身につけて欲しいと思ったから、二つ目は多くの子供たちが知っている歌を通して英語に親しみを持って欲しかったからです。
最初の方は子供たちも苦戦しているように見えましたが1週間続けると皆んなしっかりと歌えるようになりました。
また、男の子たちに気に入ってもらえるか心配していましたが替え歌を作ったり休み時間に歌ってくれたり、とても楽しんでいるようで本当に挑戦して良かったと思いました。
2つ目は、レベル別カルタ大会を行ったことです。
授業を進めていくうちに感じていた課題の一つとして生徒たちの〝学力の差“がありました。
授業のスピードに追いつけない子たち、授業が簡単でつまらないと感じてしまう子たち、どちらの子たちも勉強=つまらない、苦手と感じさせてしまうかも知れない。
そう考えた私たちはレベル別カルタ大会を計画しました。
三つのグループに分け、単語をレベル別にし2人がかりで行いました。
普段あまり発表しない子や、途中で集中力が切れてしまっている子が全力でカルタをし、喜んでいる姿を見て微笑ましく、大きな達成感を感じました。
これらの写真は最終日に撮った写真と子供たちにプレゼントしたものです。
「タウジャポン」(日本に行くね)と伝えて鉛筆とメッセージカードをプレゼントすると多くの子供たちが色々な形でお礼を伝えに来てくれてとても感動しました。
一ヶ月間もっとこうしたら良かったと思う反省点はありますが、やりきれて良かったと思った瞬間でした。
また、残念ながらスコールによって集合写真を撮ることはできませんでしたが、カンボジアらしいお別れができたので良かったと思っています。
Khemrath schoolでの授業
Khemrath school(近所のインターナショナルスクール)でも最後の授業を迎えました。
初めてきたとき、とても英語が流暢な先生と生徒さんに驚いたのを覚えています。
Khemrath schoolでは計5回の授業をさせていただきました。
2回は高校三年生、3回は小学6年生に向けて行いました。
最後の授業は高校三年生に向けてさせていただきました。
これは最後の授業で扱った英語の長文です。
私が選んだテーマは少子高齢化についてです。
なぜこのテーマを選んだかというと現地の高校生に日本の課題を知ってもらいたいと思ったからです。
現地の先生方や生徒さんに日本のイメージを聞くと必ず日本はハイクオリティ、日本はアジアでNo,1など良い印象が多く伝わっているように感じました。
勿論共感できることは沢山ありましたが日本にも日本らしい課題があるということを知ってもらいたいと思うようになりました。
特にカンボジアは子供たちが沢山いて村がとても明るい印象だったので日本の課題の一つの少子高齢化を取り上げました。
日本ではあまりにホットな話題なので知っていて面白くないと感じさせてしまう可能性を心配していましたが先生も聞いたことがなかったようで興味を持って読んでくれました。
拙い英語での授業となりましたが一生懸命理解しようと聞いてくれた生徒の皆さん、先生方のおかげで無事に授業を終えることができました。
本当に沢山の方に支えられて多くの挑戦をさせていただきました。
感謝の気持ちを忘れずにこれからも挑戦をし、成長を続けたいと思います。
そしてまた数年後、カンボジアに再来したいです。