プノンペンの「まなぶ日本語学校」を訪問
プノンペンのボンケンコンエリアにチェアシム高等学校(ボンケンコン高等学校)があります。
ここの敷地内にまなぶ日本人学校があります。
こちら、学長の柳内さんです。
今回、ご支援いただいた教材を日本から運んでいただいたのが最初のご縁です。
合計16㎏もあった教材を快く運んでくださった心の器の広さに、私は感銘を受けました。
午前中の日本語の授業を見学させていただきました。
偶然は重なるもので、なんと、そこで教師をしていらっしゃるTさんが、チアフルスマイルのブログ購読をしてくださっている方でした。
教室に入ると、いきなり、先方から、
「知ってます。チアフルスマイルの松田さんですね。」
自己紹介する前から、知られていた・・・・。
鳩が豆鉄砲を食らうというのは、こんな感じなのでしょう。
Tさんからは、以下のようなメッセージを頂きました。
今日は。
本日、まなぶ日本語学校でお会いさせていただきましたTです。 以前からチアフルスマイルさんの活動に興味を持っていたので、今日お会いできて本当に良かっです。 カンボジア駐在の多くの方はお若い方が多い中、子育ても一段落してきた事もあり、 ボランティア活動をしようと決めておりました。その中でも、 教育関係のボランティアをしたいと思ってる中でチアフルスマイル のブログに辿り着きました。 カンボジアに来る前からブログを拝見させていただき、教育の現状や内戦についてなど読ませていただき、自分がこれから住 む国について考えさせる文章が多く、 私のボランティアへの気持ちも高まりました。 現在は、まなぶ日本語学校で日本語の先生としてボランティア活動させてい ただいてますが、 チアフルスマイルさんの活動のお手伝いもさせていただきたいと思 っております。 私にも何かお手伝いできる事がありましたら、協力させていただけると幸いです。 何卒よろしお願い申し上げます。
大変、有難いことです。
このようにして、自分の振動が、波紋のように周りに広がっていくものなんですね。
活動をしつつ、皆様に発信を続けてきて、心から良かったと思いました。
私も、支援物資を運んでいただいた何らかの恩返しができないかと思い、現在チアフルスマイルでインターン活動をしていらっしゃるTさんが日本語教師の資格をお持ちだという話題を出し、一度訪問させていただき、見学させていただくことをご提案させていただきました。
そして、翌週の木曜日に、Tさんとともに、再びまなぶ日本語学校を訪問しました。
指導しているのは、第1期卒業生のカンボジア人男性です。
クメール語と日本語を交えて、生徒さんたちに語り掛けます。
年月日の言い方の練習です。
個別指導に当たるTさんと授業を見学するMさん。
終始、和やかな雰囲気の中で学習を進めていらっしゃいます。
言葉を学ぶことは楽しいこと・・・。
そんな雰囲気が教室に広がっています。
生徒さんたち、とても前向きに勉強していて、すごいと思います。
こちらの生徒さん、他の生徒さんの誕生日を正確に聴き取って、メモ書きしていました。
まだ、日本語を学び始めてから1年にも満たない生徒さんが、このように流暢な日本語を話せるようになる背景には、ご本人の努力はもちろんですが、運営にあたるスタッフの皆さまの努力があってこそのことだと思います。
教室の壁面には、桜の花が満開に。
5月5日にご訪問した時には、皆さんで柏餅を召し上がっていました。
日本の文化を含めて指導していらっしゃる、きめの細かさを感じさせます。
Mさんは、来週の木曜日から、こちらにボランティアで活動することになりました。
指導テキストのみんなの日本語を手に、スタッフのKさんとNさんと共に記念撮影。
学生さんたち、授業を終えた後には、職員室に立ち寄って、元気な声であいさつをして帰ります。
こんなところにも、細かな指導が行き届いていることがわかります。
学長の柳内さん、とてもお忙しい方なのですが、来月には皆さんでチアフルスマイルの活動を参観に来られる予定です。
心から、お待ちしております。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたの心が感謝で満たされますように、オークン。
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