Stung Klech Secondery Schoolに高架水槽方式による水道が完成
9月15日(木)コンポンスプー州アオラル地区にあるStung Klech Secondery Schoolに、高架水槽方式による水道が完成しました。
8月にこちらに来られた8名の方々をはじめ、日本からのご支援者、そしてチアフルスマイルのメンバーからもご支援を頂いて、今回の支援が実現いたしました。
総工費は、2,300$です。
お馴染みの日本とカンボジアのジョイントプロジェクト。
これは、従来の
というお決まりの方程式を覆すものです。
本記事でも何度も触れておりますので、詳細は省きますが、この水道を使用するのは学校であり生徒たちです。
自分たちの水道であるから、自分たちで保守・管理・清掃を行うことを前提とした支援なわけです。
手洗い場です。
10基の蛇口が取り付けられています。
150人の規模では、十分の数です。
実は、つい先日、ある田舎の学校に行ったところ、今年6月にユニセフが支援してできた立派なトイレがありました。
車いす用のスロープがついていて、防犯上の柵も取り付けられています。
ところが、このトイレの近くに寄ってみると、糞尿の臭いが充満しているのです。
詳しい状況は定かではありませんが、学校で保守管理をしなければ、どんなに新しいものを寄贈してもこうなってしまいます。
ジョイントプロジェクトであるからこそ、あくまでも主体者はカンボジア。
昨年10月に完成したプレイボン小学校のトイレは、今でもきれいに維持管理され続けています。
日本の国旗は入っていても、カンボジアの施設であることは変わりはありません。
その目的は、衛生教育の向上にあります。
もちろん、校長先生も、そのことを了解済みです。
感謝状を頂きました。
手土産としていただいたクロマー。
9年生の生徒たちと記念写真。さわやかな笑顔が可愛らしいですね。
私は、教室に入り、衛生指導をさせていただきました。
真剣なまなざしで話を聞いている生徒たち。
本来は、この衛生指導は小学校教育で行うべきものだと考えています。
この日、石鹸を20個寄贈させていただきました。
石鹸を用いての手洗いの実践。
動画でもご覧ください。
日本での当たり前が、この地域ではそうではない。
カンボジアの地方部では、手洗いは、洗面器に雨水を汲んできて、それで行っていますから。
最後に皆さんと記念撮影。
付け加えで、この学校、校門をくぐると生徒たちは、バイクや自転車を引いて校庭まで運びます。出るときも同じ。
生徒指導がきちんと行われている証拠で感心しています。
このことをプレイボン小学校で推奨してみたら、暑くて無理と笑われました。(笑)
今後もこの学校の衛生教育の向上を見届けていこうと思います。
ご支援いただきました方々に、本ブログを通してご報告させていただくと共に、心からお礼申し上げます。
また、校長先生からも、
「ご支援いただいた方々のご家族の平和とご健康をお祈りします。」
とのお言葉を頂いたことも付け加えておきます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン。
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