壁のない校舎「Angkor Sen Chey Primary School」を訪問

2023年9月3日

3名の方々から寄せられたご感想

今回の学校訪問は私にとって初めての海外支援活動であり、教育への参加は今までにない経験でした。

コンポントム州中心部から約3時間の移動でお伺いした学校は私の想像より多くの生徒たちが通学しており興味と笑顔の混ざったとても輝いた目で歓迎してくれました。

実際に授業の一環として折り鶴の折り方を教える機会があり、子どもたちと一緒に楽しみながら日本の文化を伝えることが出来たのではないかとおもいます。

子供たちの笑顔、興味取り組む姿勢など様々なことに触れられたと感じます。

教育とは未来の世代への投資であり、持続して支援をし続ける事が大事だと感じました。

十分な教育を受けられない子どもたちや学校に行けない子どもたちの為に私たちができることはなにか、考えていくべきである、そして今回の支援だけでなく続けて活動をすること、カンボジアの事実を伝え知らせていく事が良い未来に繋がるのではないかと思います。

また、松田さんにはこの活動を通しとてもお世話になりました。

初めての一人での海外渡航、海外支援に不安がありましたが、とても気さくで何から何まで未熟な私の手助けをしていただきました。

カンボジアの歴史、文化、教育など様々なことを学ぶ経験となりました。ありがとうございました。


私はカンボジア二回目の訪問になります。

発展途上国の為に何か自分に出来る事があればと、カンボジアに行こうと思いたちました。

一緒に行った井上さんより、現地に暮らしボランティア活動を長年しておられる松田先生を紹介して頂き、話を聞かせて頂きました。

今行っている活動、カンボジアの悲しみ聞き、その中でカンボジアの事をもっと知った方がいいと、プノンペン市街のキリングフィールなど案内して頂きました。

そこに立った私は、人間の恐ろしさ、業の深さを思いました。

 カンボジアは国の根幹である教育を行う先生が、圧倒的に不足しています。

松田先生は、教師育成の必要性を強く感じ、カンボジアの教師育成の機関で長らく指導された方です。

その方と出会い、微力ながら自分にも何か出来ないかと思案して、松田先生の活動に賛同して今回初めて、コンポントムという街から70キロ離れたアンコールセンチャイ小学校に持参した文具を届けてきました。

小学校には、壁がありません。

床は土です。裸足の子も多くいます。

教材も足りていないのです。

届けると子供達は本当に喜んでくれました。

私は、小学生の子供がおりますが、日本の子供達は本当に恵まれています。

しかし日本国内で起こっている事を思うと色々思案しました。

幸せって何なのか?

最初は、カンボジアの子供達に何か届けたいと思っていましたが、逆に沢山のお土産を頂いた旅となりました。

この様な貴重な体験をプランして頂いた松田先生本当にありがとうございました。

これからも微力ながら、お手伝いさせて頂きます。


2度目のカンボジア渡航で、松田先生と、整備されていない道を何キロもトゥクトゥクで走り、アンコールセンチャイ小学校へ支援に赴き、子供達と折り紙で鶴を折り、鉛筆やノート、お菓子などを配ることが出来たことは、自分自身が日本で体験することができない経験をし、勇気を頂いてきた様に感じます。

日本は経済大国であり、各家庭が、豊かに暮らすことができる国でありますが、台風やゲリラ豪雨、そして、地震の影響もあり、大変災害の多い国であります。

私も被災地にボランティアで行き、電気、水道、ガスが通らず、学校へ行けないような思いをする子供達に出会った事がありますが、私達日本の国にとって災害は、改めて、「有難い」という思いを確認する1つの機会で、元通りになれば生活は豊かであります。

でも、今回出会った子供達は生まれた時から、変わる事なく、今ある状況を受け入れて、整備されていない道を裸足で通い、電気も通っていない学校の中で、我々が持って行った微々たる文房具と、折り紙で、私達に笑顔をくれた。

言葉はわからないけど、私にとって、これ以上ない勇気を頂きました。

日本には日本の悩みもありますが、アンコールセンチャイ小学校に行き、日本人が欠けている何かを教えて頂いたように思います。

来年も支援できたらと、鶴巻さんとも話をしました。

その時はまた、お世話になりますが、よろしくお願いします。

松田先生、通訳のHさん、Oさんありがとうございました。

 

図書をはじめ、数多くの支援物資を通して、皆さんの思いを感じた学校訪問になりました。上下に揺られるTukTukにも音を上げることなく、行きかえりを耐え抜いた皆さんの支援への熱い思いに心から感動しました。

一つの支援物資に込められた思いを忘れないように、今後も活動を続けてまいります。

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