【スタッフブログ】刺激を受けた1週間を振り返って

こんにちは。
2023年9月25日から2か月間、インターン生として活動するFです。
1週間を振り返って、私が感じたことを3つ語りたいと思います。

キラキラ輝くこどもの目

カンボジアに着いた初日にボンクナー小学校を訪問し、たくさんの子供たちが駆け寄ってきてくれたことが今でも頭の中で鮮明に思い出されます。

子供たちの元気な姿、はじける笑顔、なにより目の輝きに圧倒されました。

写真とは違って、瞳の奥に見える純粋な何かが私を熱くさせました。

1週間の授業を終えましたが、子供たちが勉強に対する意欲が非常に高く、指導する私自身に熱が入り、どのような授業をしたら英語を楽しく学ぶことができるか、実用的な英語を指導できるか、現在、生徒たちの様子を見ながら模索中です。

一生懸命に勉強する子供たちを見て嬉しい半面、現実的に悲しい部分があります。

ノートや鉛筆を持っていない生徒、教室には電気がなく、窓から入ってくる日光で教室が照らされていること…。

雨が降った日には、雨漏りや教室が暗くなり、後ろに座っている生徒ははっきり黒板が見えているのか不安になります。

そういった環境を見て、胸が痛くなりました。

しかし子供たちは一切不満を言わず、笑顔を絶やしません。

雨の日でも外に出て裸足で遊び、トイレ掃除、草取り、楽しそうに過ごしています。

子供たちの姿勢から、色々な思いが沸き上がってきます。

英語の指導だけではなく、色々な形で学校やこどもたちに感謝をしながら、活動を行いたいと思います。

人々の優しさに触れて

私は、ボンクナー小学校の付近でアパート暮らしをしています。

この一週間は、村の人たちに挨拶をして、少しでも良い印象を持ちたいと思って生活するように心がけました。

すると、目があっただけでニコニコしてくれたり、手を振ってくれたりと、とても優しい方たちです。小学校付近にあるカフェを経営している方には、ケースに入っているペットボトルをアパートまで届けてくださり、また、私が果物を好きなことを知っていてバナナを頂きました。

色々気にかけてくれます。

カンボジア人と日本人は友好的な関係であるとニュースや新聞などで耳にしたことはありますが、実際に現地に来て、より人々の温かさを生で感じることができました。

その背景には、様々な日本の支援団体の方たちの過去の取り組みから現在の取り組みがあり、お互いを尊敬・感謝しあう絆が人々に表れていると自分の目で見て実感することができました。

自分の目で見て、どう感じるか、何を考えるか、これらは現地に来ないと感じられないものだと思います。

支援活動を経験して

スラスターチャン小学校へ行き、カンボジアの支援団体の方たちと一緒に物資の寄付を行いました。

子供たちは嬉しそうに文房具を手に持っています。

”Here you are”と言って渡すと、嬉しそうに、“Thanks you”という言葉が返ってきました。

その他にも、本や食料など子供たちや地域の方たちに必要な物資が寄付されました。

私は、物資を直接渡すのは初めての経験だったのでとても貴重な体験をすることができました。

日本で、募金活動に協力をしたことがありますが、正直そのお金が最終的にどのように使われ、役に立っているのかは分かりません。

今回直接物資を渡すという経験をして、支援活動をこれからどのような思いで取り組むか、新たな課題を自分の中で発見しなければならないと思いました。

スラスターチャン小学校を見学して、パワフルな子供たちに会いました。

以前はトイレがなく、川の中か、草むらの茂みに隠れて用を足していたというお話を伺って、正直どう言葉で表したらいいのか分からず、悲しい気持ちになりました。

こちらの小学校でも英語を指導する予定なので、元気な子供たちに会えることを楽しみにしています。

この一週間はとても濃く、新鮮な日々でした。

一日、一日を大切にして、今日からまた新たな気持ちで色々なことに挑戦していきたいと思います。

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