【スタッフブログ】日常と非日常

はじめまして。

9月から約1か月間、Tapich小学校にて教育支援、清掃活動のインターンに参加させていただいております五十嵐ゆいと申します。

9月にシェムリアップに到着してから、1日・1週間・1ヶ月という時間の間隔があっという間なのか長く感じるのかそう考えているのも束の間、4日後が帰国ということにやはり時の流れを実感いたしました。

「日常と非日常」というのはこの1か月間に常に念頭にあったことです。

日本に居た生活が私の日常ならば、シェムリアップで新しく始まった生活は非日常なのか。

しかし、非日常の中にも日常を感じる瞬間は多く、普段の当たり前とのギャップを考えるきっかけとなりました。

異文化理解とするには少し大げさな表現かもしれませんが、この短期間でこれまでの日常があまりにも整っていた環境であったことを痛感したのも事実です。

活動をする上で心がけたことは、向き合うということです。

子供たちだけではなく先生方や近所の方々など、上手くコミュニケーションが取れなかったとしても諦めないで続けてみるとその姿勢を優しく受け入れてくれ、関係性が深まっていくように感じられました。

慣れない環境の中、人に頼ることが苦手だった私は「できることは自分でやらなければならない」と無意識に考えていましたが、慣れない環境こそ周りを頼り、関係を深めていくことが活動をする原動力にも繋がっていくと実感いたしました。

こうして、活動終了を間近に控えると非日常から離れてしまうような感覚が寂しくもあり、日常に戻ることが複雑な感情です。

学ぶことが多かったこの場所で漠然と掲げた目標を乗り越えることができた1か月間は私にとって宝物であり、必ず今後の人生に活かしていこうと思わせてもらえたインターン活動でした。

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