【スタッフブログ】大好きなカンボジアの空

こんにちは。

2024年7月21日~8月17日の1か月間、プレイボン小学校でインターンをしています大内です。

残り2日になったこのタイミングで、この1か月過ごしてきて感じたこと、そして活動の内容などを伝えたいなと考えています。

プレイボンでの活動について

プレイボン小学校では午前に1時間の学校清掃・午後に45×2の授業をしています。

午前の活動の中では、ごみを拾うということ以外にも、子供たちとコミュニケーションをとるという時間でもありました。

休み時間に入れば、子供たちが一斉に教室から出てきて、私たちインターン生を見つけると「チャーー!」と駆けてきてくれます。

シンプルにタッチを求めてくる子から、「ロナウドorメッシ?」と2択を提示してくる子もいます(私はスポーツが全く分からないのでとりあえずこの期間はロナウド推しの先生になっています) 

英語が話せなくても子供たちは頑張ってコミュニケーションをとりにきてくれるので、互いにたどたどしいクメール語と英語を駆使しながら会話をします。

案外楽しいものですし、通じなかったら互いに「通じないね」と表情で表します。

言葉は通じずとも、用件はなくとも、何かを自分としてみたいと近寄ってきてくれるのは嬉しいです。

午後の2回の授業では15人前後・4~6年生のクラスを教えています。

教科書がないということで毎回授業を「何を教えたいか?」から考え始めますが、その自分で考えた授業が成功したときはとても嬉しいです。

生徒のレベルはそれぞれですが、基本的に6年生が多いのでレベルは6年生に合わせています。

スピーカー・ノートパソコン・イラスト、視覚で表すと子供たちも分かりが早いので積極的に使います。

話に聞く限り、プレイボン小学校を担当して過ごす時間は意外とのんびりしている印象なので、1か月も意外とすぐに終わってしまいました。

清掃活動の中で感じたこと

清掃活動の中では、いろんなことを考えていました。

ごみは拾っても拾っても次の日には元の状態に戻っており、正直、今自分のしている活動に意味があるのか悩んでばかりでした。

子供たちは無邪気にごみをポイ捨てしていきます。

それは年少の子だけでなく、年長の子もです。

目の前で捨てられたとき・昨日全部無くしたはずの場所にまた捨てられているのを見たとき、正直活動の意義に疑問を抱きましたし、ストレスも溜まりました。

「ただ清掃してるだけでは変わらない」

最後の週ですが、行動を起こしてみようと思い、先生に活動計画書を書いて協力をお願いしたり、授業で作ったポスターを校舎に提示したりしました。

この活動でプレイボン小学校が今後変わっていってくれるかは分かりませんが、ポスターを立ち止まって見てくれている子供の姿を見て、少しずつ変わっていってくれることを願いました。

日本での自分はどうか

清掃の中では「きれいにする」という行為自体にも、フォーカスしていました。

日本で道にごみが落ちていて自分は拾うだろうか?

学校の清掃員さんの手伝いを少しでもしようとしたことはあるだろうか?

どちらに対してもNOでした。

「きっと誰かが掃除する」

そう考えて日々生きていました。

一方で子供たちは清掃をしていると手伝ってくれる子もいます。

その時インターン生はトングを使っていますが、子供たちは素手でごみを拾ってくれます。

自分にはそんなことできないですし、子供たちの優しさには感謝でいっぱいです。

だから、ごみを入れてくれた時私は欠かさず「Thank you」と感謝します。

自分にはできなかったことだから、子供たちを少し尊敬します。 

カンボジアも日本も変わらないのは「誰かがしてくれる」という放任があること、でもカンボジアで見つけたのは、その中で「手伝う」という助けの精神がありました。

他にもいろんな経験がありましたが、ブログではこの辺にしとこうかと思います。

自分は教育や支援に携わる仕事を目指してはいませんが、こんな自分でも子供と関わり・授業をすることが出来ました。

この経験を糧に、これからも生きていきます。

お世話になった松田さん・先生・ホストファミリー・町の方々・インターンの仲間、本当にありがとうございました。

最後に、私が好きなカンボジアの空を載せますね。

いつもとてもきれいなんです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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