【カンボジアの本当の姿を知る】チアフルスマイルでの活動記
概要
私がタイ駐在中に、カンボジアに観光目的で旅行をしました。
観光地ではアンコールワットに感動、ポルポトは心に刺さるものがありました。
観光以外で、小さい子供たちが自分の半分くらいの荷物を背負い親の後ろを歩いている姿、物売りをしている姿、自分の妹を背負っている姿を見たときに、なにかを心に感じました。
プノンペンではゴミの中で遊ぶ子どもたち。
日本では考えられないことが現実です。
しかし子どもたちの目は綺麗で純粋な目をしていました。
このカンボジアの光景が、今回私をこの地に連れてきました。
目的
1. 一日一回の笑顔と笑いを!
2. 自分の知っている知識/経験を子どもたちに伝え、子どもたちの将来の選択肢を増やしたい。
活動記
1.Rom Check小学校での教育活動 アパートから35km
①教育活動
初日、約30名の生徒たちに授業。
対象は4,5年生。
教室に初めて入ったとき、全員が立って私を迎えてくれました。
私が「チョムリアップスオー」全員が「チョムリアップスオー」。
礼儀をカンボジアで知った。
それと同時に、これから生徒と先生の関係が始まるんだ。
やるぞーーと思った瞬間でした。
その後、誰一人として座らないので、私が「sit down」と言うと全員が座る。
なんて教育のゆきとどいた学校、いや生徒たちだ。
素直に感動!
名前を覚えるため、一人ひとりの名前を聞いて回ったが、私のヒアリング・発音が悪いせいか何回も聞き直しても笑顔で応えてくれる。
んんんこの笑顔、目的の一つである 笑顔を逆に教えてもらった。
緊張の初日の授業が終わり、帰るときに何名かの生徒たちがハイタッチを求めてきた。
それも笑顔!
ちょっと近づけたかな?
バイクで学校を出るときには授業に出ていない生徒たちも手を振ってくれた。
「よし、明日も来るぞ!」
元気をもらった。
その後、教育活動を行っていき人数の変動はありましたが、毎回来てくれる生徒もいて、その生徒のためにも教えなければという気持ちになった。
英語は日常の挨拶、週、月、簡単な単語を全員で声を出し習得してもらった。
歌を歌いながらの授業は、全員が楽しく大きな声で歌っています。
算数の授業も足し算、引き算、掛け算 を基本として教えていった。
何日か立って5年生が計算ドリルを終わると4年生に教える光景も見られた。
全員が一つになっている。。これも感動!
ある日、私がワークシートの時間配分を間違え、休み時間に突入してしまった。
途中であったが「Finish!Break Time」と言った。
誰一人として席を立たず「NO」と言い ワークシートを完成させようとしていた。
勉強に対する貪欲さ、素晴らしい。
全員勉強が好きなんだ。
また、生徒たちに教えられた。
もっともっと自分の知っていることを生徒たちに教え、将来の選択肢が増えるように成長してもらいたい。
②Rom Checkの子供達
私が学校に来ると、授業を受ける生徒たちは教室へ、2年3年生たちは私の方を眺めている。
私が「ソクサバーイテー」というと「ソクサバーイ」と手を合わせて笑顔で答えてくれる。
ビー玉遊びをやっている子供たちに、ビー玉を貸してとジェスチャーすると、すぐに貸してくれた。
一緒にビー玉をやる。
子どもたちはバレーボールが好きでバレーボールもやった。
みんな体を動かすのが大好きだ。
日本人とか関係なく、婬しく対応してくれる。
これが子どもたちだ、いやカンボジア人だ(→店で食事をしていてもジロジロと見ない)。
授業が始まると、教室の入り口や窓から興味ありそうにずっと眺めている。
勉強したいのかな。
③Rom Checkの先生
まず第一印象、先生方がFriendly・Kindness 私を暖かく迎えてくれました。
算数の教材を興味津々に見て、すぐに実践していました。
また、先生の周りには子どもたちが。。。
信頼されているんだなー。
毎回、授業が終わると先生方数名でカンボジアのこと日本のことを語り合いました。
この木は日本にあるか?
実を取って食べられるけどちょっと辛い。
カンボジアでは稲作時期になると先生方も田植えを手伝うので腰が痛い。
日本では疲れたら温泉に行くよ!
1=いち、2=に・・・真剣に覚えてもらいました。
そして雨が降ったときはレインコートはあるかと気遣いもしてもらいました。
有意義な時間を過ごさせてもらいました。
ありがとうございました。
子どもたちの礼儀正しさ・規律の良さは、先生方の賜物だと思います。
神様、先生方にエネルギーを、そして先生から子どもたちにエネルギーを。。🙏
2.他校でのボランティアと見学
①小学校への本寄贈と新規インターン学校開拓
日本からの使者 清水さんがカンボジア語の図書を寄贈。
校長先生はじめ多くの先生から 「オックーン → ありがとう」の感謝。
みんながこの本を読んで、成長していくことを願います。
ここでエピソード。
低学年の教室の前で、女の子がゴミをゴミ箱に入れていました。
私が、拍手しました。
それを見たその子や周りの子が、教室のゴミを拾いゴミ箱に何回も捨て始めました。
捨てるたびに手をたたきました。
ゴミ箱のごみがいっぱい!
次に、4人でそのゴミ箱をゴミ捨て場に持って行きました。
一緒についていくと、途中のゴミも拾いそれも一緒に捨てました。
なんと素晴らしい光景。
ちょっとウルッと来ました。
褒めて教育するこれが教育なんだ。
また子どもたちにも教えられました。
次に、スラスターチャン小学校に行き、トイレで困っていることを聞きました。
大雨でトイレに行けなく草むらで用をたす。
危険で不衛生。
子どもたちには何もできない、でも大人はできる。
一生懸命勉強ができる小学校の環境を改善しないと。
②アスレチック 大会
コンルー小学校で半日、子どもたちと一緒に縄跳び、風船バレー、サッカーをし、汗を流しました。
長縄跳びは、みんな列を作り楽しそうに飛び跳ねていました。
はだしの子、スリッパの子、縄に引っかかりうまくできなかった子、上手に飛べる子 みんな楽しそうに体を動かしていました。
ちょっと疲れたけど、子どもたちの元気と笑顔にあと押しされた一日でした。
その日はぐっすり寝れました。
③高等学校/中学校見学
高等学校では数学の授業を見学しました。
2次方程式の解の授業でした。生徒はホワイトボードに公式通りに一つ一つ丁寧に計算を行っていました。
教室内は静かで、先生の説明もしっかりと聞いています。
真面目だ!
中学校では英語の授業を見学しました。
最初から最後まで英語のみの授業。
私の中学時代とは違う。
また、お互いに英語による会話を行い 実践的な英語を見せてもらいました。
3.カンボジアでの生活
①インターン生 助け合い
今回インターン生が私含め4名。
私は恵まれていたかも。
初めての授業の準備や生活面で、何もわからない私に色々とこれまでの経験をもとにアドバイスしてもらい非常に助かりました。
数日立つと、冗談も言える仲。
それぞれの授業における出来事、アドバイスを日々共有し、こうしたら?
私はこうしたよ! とインターン仲間同士で話し合っていました。
皆さんありがとうございました。
②食生活
私は短期の1ヶ月ということで、自炊なしのすべて外食でした。
朝食は、アパートから800mくらいのところの食堂でバイサイチルークを見つけ(クメール語が話せないので、人が食べているものを指を指し、日本語であれあれ)毎朝Walkingあとにいき食べていました。
3回くらい通い始めると、おばさんに何も言わず 私が来ると 座れと指示をして、座っているとバイサイチルークが自動的に出てくるようになりました。
おばさん 美味しかったです。
ここでも、ありがとう!
③交通事情
バイクでの運転で最初に右側通行には戸惑いましたが、慣れるものです。
マーケットに行くとカオス状態で、人・バイク・車の動きを察し バイクをコントロール。
これも慣れです。
<片道35kmの通勤>
・60km/hでの走行
・砂利道
・突然の穴
・牛の出現
・対向車の逆走
・激しい雨(私は一応 晴れ男で通っていました)
気が抜けませんでした。
④余暇
<まつり>
たまたま私の訪問した時期に約1週間のお祭をやっていました。
今頃ですが、マスクはしていません。
あらゆるものが安い。
10,000〜20,000リエル(500円以下)食べ物はちょっと高めですが、それでもビールを飲んで500円くらいです。
なんちゃってお寿司もありました。
<カンポット>
片道約150km
松田さんとインターン生3名で カンボジアの観光地 カンポットに1泊旅行に行きました。
バイクの総走行距離は約500km かなりハードなツーリングでした。
・カンポットの海
・ランチは海産物(たまらなく美味しく安かったです)
・山にも登り、カンボジアでもかなり涼しいところでした。(途中猿が出てきて、車の中のポテトチップスをあさっていました)
その夜は、男3人同室で寝ましたが、桝井さんとの熱い語り、非常に有意義でした。
次の日は胡椒栽培園に行き お土産をゲット。
2日間 雨にあうことなく無事に帰還したことは何よりです。
<ホームステイ宿探し>
8月から来るインターン生のホームステイ場所を探しに行き、高等学校の英語の先生の紹介で、とてもいいホームステイ場所が確保できました。
ホームステイの主人は私と歳が同じということで、バーベキューを全員で食べ、親交を深めました。
どこに行ってもカンボジアの方々はいい人ばかりです。
<感想>
まずは現実を知るために行動。
これがあり私もカンボジアに来ました。
来て感じたことは想像以上でした。
日本との環境差を比べるとあまりにも差がありすぎるが、同じ子供、同じ大人である限りどこに行っても同じでなければならない。
田舎に行くと、子供の教育環境は生活環境の次にあり、学校に行って学びたい子がたくさんいる。
教育あっての人。
子供への教育が、大人への教育となり、大人への教育が、村人の教育となり、それが国/地球全体に広がる。
これをカンボジアでやらなければならないことだと思いました。
最後になりますが、このような経験をさせていただいた代表の松田さんに感謝!
ありがとうございました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン。
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