【スタッフブログ】Cさんの目に映ったカンボジア
自分について
コンポンスプー州に来て4日が経ちました。
今日は木曜日で学校がないので私がカンボジアに来た理由と、今週感じたことを書こうと思います。
私は、日本の中学校で保健室の先生をしている24歳です。
留学経験があるわけではなく、1人で海外に行ったことすらありません。
英語も大学受験以降ほとんど学習しておらず、十分に話せません。
インターンに参加した理由
こんな私がこのインターンの参加を決めた1つ目の理由は、海外ボランティアに漠然と興味があったからです。
大学生時代、1度海外ボランティアに行ってみたかったのですが、看護実習で忙しく、4回生の頃には新型コロナウイルスの流行により渡航できなくなり断念しました。
そして、コロナが少し落ち着いてきたこの夏に2週間有給をいただき参加させていただくことにしました。
もう一つの理由は視野を広げたいと思ったからです。
保健室には、病気や怪我の子どもだけではなく、悩みを聞いてほしい子ども、家庭環境に問題を抱える子ども、外国籍の子どもなどたくさんの子どもが訪れます。
そういった様々な子どもに寄り添うためには、私自身が幅広い視点を身につけることが必要だと考えています。
子どもの悩みや不安を解決するためには、その子自身の背景を知ることや、カウンセリング方法について学ぶことももちろん大切です。
ただ、私の引き出しが多ければそれだけ助ける方法が増えるかもしれない、共感できる場面が増えるかもしれない、と思い参加を決めました。
数あるボランティアの中でも、チアフルスマイルの活動に参加しようと思ったのは、ホームステイをさせていただくことで2週間現地の方と同じ生活ができること、見学だけでなく授業を実際にさせいただくことで子どもたちとより深く関わることができることが理由です。
世界遺産アンコール遺跡群とシェムリアップ
せっかくカンボジアに行くんだから、アンコールワットには行きたい!と思い、インターン参加前の土、日にはシェムリアップに行きました。
2日間をかけて10個以上の寺院を周り、念願のアンコールワットのサンライズも見ることができました。
他にも、トレンサップ湖や、アプサラダンスショー、サーカス、パブストリートなど2日で本当に多くの場所を訪れました。
初めての1人海外旅行で緊張しかありませんでしたが、行く先々でたくさんの方に助けてもらい、一緒に観光をする新しい友達ができ、忘れられない経験になりました。
プノンペンへ
そして、月曜日、バスを乗り継ぎ、プノンペンに到着しました。
松田さんに迎えにきていただき、バイクの後ろに乗せていただきました。
シェムリアップでもバイクの後ろに乗せていただいたのですが、大違い。
逆走は多いし、中央線はない、牛や犬は横切るしドキドキしました。
コンポンスプーのホストファミリー宅へ
そして、夕方の暗くなる頃に到着。
これから2週間過ごすお家はとても綺麗で、ホストファミリーの方は、Google翻訳を使いながら親切に説明をしてくださりとても安心しました。
部屋のトカゲやお風呂場の親子ガエル、朝から昼までずーっと窓を叩くキツツキには驚きましたがきっと2週間で慣れると思います。
ボンクナー小学校の子どもたち
火曜日には、初めてボンクナー小学校を訪れました。
私を見ると、みんな手を振り、駆け寄ってきて名前を聞いてきます。
本当にかわいい人懐っこい子供たちだなぁと思いました。
休み時間に校庭で全力で遊ぶところ、TikTokや恋バナが好きなところ、新しいことに興味津々なところは日本の子どもたちと変わらないなと思いました。
午後からは5年生の英語の授業にも参加させていただきました。
教室とはいえ電気もないし、天井には穴が空いています。
そんな中子供たちは先生を見て一生懸命、楽しそうに授業に参加していました。
休み時間には、習った英語を使って、私の名前や年齢、誕生日、出身地を聞いてきてくれます。
誕生日の聞き方を教えたのは昨日だと聞いて、習ったことを吸収していく子供たちの凄さを感じました。
清掃活動と子どもたち
水曜日の午前中には、学校に行ってゴミ拾いをすることにしました。
先輩インターン生からは昔よりもだいぶマシになったと聞きましたが、それでも校内には大量にゴミが落ちています。
学校までの道のりにも同じように落ちているのでしょうがないのかもしれませんが、やっぱり勉強する環境は綺麗であってほしいし、みんなで使う場所は綺麗にすることを学んでほしいと思います。
私がゴミを拾っていると、他の子どもたちもマネをして拾い始めました。
こんなに拾ってきたんだよ!と見せる子どももいます。
こうやって大人が良い見本を見せることで子どもの成長につながっていけば良いなと感じました。
午後からは6年生の授業でした。
楽しそうに大きな声で英語の歌を歌う姿、答えたい!と手を上げる姿、これは英語でなんていうの?と質問する姿、学習に積極的な子供たちの姿に感動しました。
きっとここまでには、日本のインターン生の粘り強い関わりがあったんだろうと支援の重要さを感じました。
明日からも子供たちと会えることがとても楽しみです。
残り数日、期間は短いですが、たくさんのことを学ばせていただきたいと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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