初めに
こんにちは。
2月3日から、カンボジアのソンコンサクサ小学校で2週間のインターンをさせていただいているShioneです。
現在、1週間が終了しました。
私にとってこの1週間は長いようで短い期間でした。
しかし、1日1日新しい体験をしながら濃い日常を過ごしています。
初めて、カンボジアに来て現地の生活には驚かされた事ばかりです。
慣れない事ばかりで辛いこともありますが、子供達やホストファミリーと過ごす時間は辛いことも忘れさせてくれる安心感のある時間です。
今回のスタッフブログではホストファミリー宅での生活、学校での生活の2つに分けて書こうと思います。
生活について
私は、今回ティーダさんというお宅に滞在させていただきました。
彼女はパワフル、人情、努力家という言葉で表現できるような女性です。
午前中は、派遣先であるソンコンサクサ小学校で教員として働いています。
午後は、自宅で開校しているコミュニティスクールで課外授業を展開しているようです。
そのため沢山の子供と触れ合うことができました。
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彼女が開校しているコミュニティスクールとは日本でいう児童館にご飯や授業が全て付いています。
子供達にとっては憩いの場になっています。
朝食作りにおやつ作り、授業、育児と、とても忙しい生活を送っています。
彼女の教育に対する熱意は強いです。
指導力も勿論あります。
彼女は私にカンボジアの状況や子供達にどのような大人になって欲しいのか話してくれました。
彼女自身、若い時に英語をたくさん勉強したと言いました。
周りの友人が家に帰ろうと近所にいたネイティブの先生の元に毎日通って英語を習ったと言います。
課外授業ですが先生の教えをしっかり聞いて集中いています。
カンボジアの現在の教育システムには課題があるといい、日本や欧米のシステムを観察しに行きたいと話してくれました。
私も、彼女がいつか日本に来てくれる日が今から待ち遠しいです。
子供達のロールモデルのような女性であり、私もこの機会に出会えて本当によかったと心の底から思います。
学校について
私はこの2週間主に5年生と6年生の授業を担当させていただきました。
教育の場に携わる事は今回が初めての経験で失敗ばかりです。
カンボジアの学校は日本とは違って自由といった印象を受けました。
具体的には、授業の始まる時間は日によって違います。
学校内に売店がある為いつでも買えて授業中に食べても大丈夫なようでした。
さらに5年生といっても同い年の人ばかりではありません。
そのため英語に限らず実力と意欲に大きな差があるのではないかと感じました。
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私が難しいと感じた点は、生徒の集中と楽しんでもらう事です。
集中という点に関しては私がスローペースな授業を展開してしまった為、生徒もだらだらしてしまいました。
授業の構成は分単位で考えるといいという事がわかりました。
普段PCやタブレットといった電子機器には触れていないようで音楽やフラッシュカードを使って授業するとこちらに視線を向ける事ができます。
続いて楽しんでもらうという事です。
私は日本にいる時に授業計画を立てました。
しかし、実際その通りに授業することは無理だということが初日に分かりました。
教科書のレベルと実際に生徒が持っているレベルは全く違うと言って良いでしょう。
そのため授業計画はもう一度考え直す必要がありました。
私は生徒に何を教えることができるか考えました。
簡単な英語で理解しやすく、楽しんでもらう事を考えると新しい単語や音楽を使い英語を声に出してもらうことです。
バンドの練習すると生徒も覚えて、コミュニティスクールで新しい単語を言ってくれました。
その時は心の中で「しっかり覚えてくれている。ありがとう。」と思いました。
また私の場合、授業の最後にライティングの時間を10分間新しい単語と意味を3回書いてもらいます。
板書を書くスピードに差があるのですが、書く時は集中して丁寧に書いてくれます。
おわりに
カンボジアでは初めての教育に携わり、たくさん失敗し反省しました。
しかしそれでも頑張りたいと思うのは生徒、大人に恩返ししたいからです。
生徒は授業おわりに「Teacher !」と言って駆けつけ「What’s your name?」「Japan」と話しかけてくれます。
大人も何か難しい事があればいつでも話してねと支えてくれます。
カンボジアの人々はとても優しいですよね。
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日本では外国から来た人にこんなに親切にしてくれる人は滅多にいないでしょう。
先を見すぎて効率化、合理化に走るのではなく、時には目の前にある問題を取りこぼさないような生活を日本でも送りたいと思いました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
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