【スタッフブログ】PreyChum孤児院での英語指導

スタッフブログ

2025年1月に、コンポンスプー州にあるプレイチュム孤児院で、1週間インターンとして活動させていただきました植田真麻です。

大学で国際支援について学んでいるというのもあり、一度はこのような活動に参加してみたいと思っており、今回インターンとして活動する機会をいただきました。

プレイチュム孤児院には約80人の子供達と先生方、子供達の世話や食事の準備をする代わりに住む場所と食事を提供してもらっているナニーさんという方などが生活していました。

孤児院は様々な国や団体の支援で成り立っていますが、それでも生活環境は決して恵まれているとは言えません。

子供たちは同じ服を何日も着ていたり、小さい子は裸足で走り回っていたり、中学生くらいでも壊れた靴を使い続けなければいけない子もいました。

孤児院の食事はとても質素なもので、白米と魚の切り身だけの日もあり、栄養が足りていないと感じました。

メインの仕事である英語の授業は平日の朝夕の2回小学校高学年から中学生くらいの子達に教えていて、孤児院だけではなく村の子どもたちも参加していました。

教える子供達の学齢がバラバラなため、理解力や理解スピード、集中力に差があり、授業をスムーズに進めるのは難しかったですが、日に日に子供達との距離が近づき、クメール語は分からなくてもコミュニケーションが取れるようになっていきました。

東京生まれ東京育ちの私にとって、異国の地の田舎での生活は全てが新鮮で、毎日新たな景色と出会うことができました。

特に桶で掬って水の勢いで流すトイレや、虫などが浮いている水槽から桶で掬ってかけるシャワーは、はじめは抵抗がありましたが、ここの子達はこれが当たり前で、日本が贅沢すぎるだけなのだと思ったら意外とすぐに慣れました。

洗濯も初めて手洗いし、子供達は水遊びをしながらも積極的に手伝ってくれたり教えてくれたりして、この国の日常を経験することができました。

この孤児院で子供達と24時間生活を共にする中で、これまで十分に愛情を受けてこなかったゆえにずっとくっついてくる子や、構って欲しい気持ちをうまく表現できない子、授業でも反抗的な態度をとる子などいろんな子がいました。

それでも一人一人の名前を覚えて呼んであげたり、楽しいと思ってもらえるように寄り添って授業を進めました。

はじめはあまり授業に乗り気ではなかった子も、徐々に笑顔が増えて、声も出してくれるようになりました。

この活動を通じて、私自身が両親にたくさんの愛情を持って育ててもらい、行きたい学校に行かせてもらって、ある程度のレベルの将来を約束されたような環境に甘えていることを痛感しました。

自分の普段の生活が当たり前ではないこと、少数派の恵まれ過ぎている人たちであることを痛感して、この状況を知れている(ほど学ぶことができている)人の責任を果たさなければならないと感じました。

今回、実際に現地で生活し、子供達と時間を共にしたことで、学校の教科書では得られないような現実を肌で感じることができました。

私は将来、教育関連の国際支援の道に進みたいと考えています。

現地の風習や価値観を尊重しながら、持続可能な形でより多くの子どもたちの可能性を広げていきたいです。

また、私の普段の生活が決して当たり前ではないからこそ、広い視野で現実に目を向け、たとえ小さなことでも知ること、関心を持つこと、そして自分にできる新たな一歩を踏み出すことが大切だと感じました。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

最後になりますが、今回の活動にあたり協力いただいた松田さん、1週間全て面倒を見てくださった細島さん、孤児院でお世話になった方々、子供達など全ての方に感謝申し上げます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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