友人の娘さんの結婚式
カンボジアに住んでいると、それなりの人づきあいが生まれます。
中でも、親しい関係になると結婚式に招待されることは意外に多いのです。
スバイリエンに住んでいた時にも、数回ご招待を受けましたが、今回、プノンペンでは初めてのご招待を受けました。
招待状も、かなり立派なもので、ご祝儀袋もついています。
その友人は、初めに入居したアパートの大家さん。
彼は、日本人の私を非常に親近感を持って接してくれ、アパートを転居した後も結婚式の案内状を送ってくれました。
とても懐かしがってくれて、思い出を片言の日本語で話してくれます。
結婚するのは、彼の娘さんです。
彼のアパートの一階にある日用雑貨や簡単な食料品を売っているお店でずっと店番をやっていた娘さんで、年は17才と聞いていました。
ジーンズにTシャツという姿しか見ていなかったので、見違えるような衣装に身をまとった姿に、初めは目を疑いました。
どの参加者もそうですが、特に女性は原色のきれいなドレスを身にまとっている人がほとんどで、たいへん華やかな雰囲気です。
参加者は、延べ500人はいたでしょうか。
前方のステージでは、セミプロの歌手やダンサーなどが芸を披露して、場を盛り上げています。
これを屋外の道路上で、仮設テントを立てて行うのがカンボジア式です。
アパートの隣に住んでいた青年が懐かしがって声をかけてくれました。
彼は、英語が達者でした。
お母さん孝行の好青年でした。
食事もさすがプノンペンです。
豪華な食事が次々と運ばれてきます。
グラスを手にしたら乾杯をするのが習わしです。
食後のデザート(ボンアイム)です。
入り口では、花嫁や花婿と一緒に記念撮影させてもらえます。
2時間ほどで、退席させていただきましたが、カンボジアでは結婚式をこのように盛大に行うのが慣習になっています。