【見えない事実】日本とカンボジアが異なる驚愕の地学的現象
自転が気象に関連している説は、いったん棚上げです。
しばらくして、ある仮説が思い浮かびました。
対流は、温度差によって起こる。
つまり、熱は、高いところから低いところへ移動するという原理です。
過日、赤道付近の熱帯地方が太陽高度が年中高いということについて書きました。
北南回帰線内は太陽が垂直に当たる地帯。
海面上の水の蒸発により、大量の高温の水蒸気が発生します。
地球上で言えば、東アジアやメキシコ湾当たりの地域です。
ヨーロッパは南がアフリカ大陸になっているので、違いますね。
確かに、この仮説で行くと、
とカンボジアの高温の時期との整合性があります。
ううむ。
導き出される予想
水蒸気の集合体である大量の雲が、それによって運ばれていく。
私のいとこが気象庁に勤めていますが、なんとなく気象予報士になった気分です。
おお・・・。
仮説の方向性は、正しいと確信します。
カンボジアの天気が急変する理由も、
と説明がつきそうです。
そうであるがゆえに、
カンボジアの雨は局地的で、すぐに止む。
と思うのです。
これで、一つの解答を導き出すことができました。
日本に台風となってやってくるのは、貿易風などの大気の流れが大量の雨雲を巻き込んで運んでいくため。
台風は、勢力が最大に強まるころに、緯度30~50度当たりの地域に到達し、雨を撒き散らして終息します。
わざわざ日本の大陸上を通らなくてもいいのにと思いますが、地理的に、日本はそういうところに位置しています。
残念ながら、地震と台風は、日本が背負っている宿命ですね。
ヨーロッパは、1年の3分の2はどんよりした天気で、雨が非常に少ない西岸海洋性と呼ばれる気候です。
そういえば、ドイツには、台風のようなものはほとんどありませんが、オルカーンと呼ばれる強風が吹き荒れることがありますね。
地球の自転説から始まって、たどり着いた気体の対流説。
見えないことが見えたことで、自分の中では、大きな驚きがありました。
仮説検証って、面白いですね。
世界各地に住んだ経験をもとにして、気象に関してあれこれ考えてみました。
そうそう、今日も、カンボジアの激しい雨は30分で止みました。
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今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン。