プノンペンのごみ処理の実態
以前、カンボジアのごみ問題について、書かせていただきました。
昨日、プノンペンでごみを拾うあいびきさんをご紹介させていただいたこともあり、今日はごみ問題について考えてみようと思います。
プノンペンでは名が通っている、プノンペンハノイフレンドシップストリート。長いですね。(笑)
その一本西側に、デュオンナップストリートⅡという通りがあります。
ちょうど、地雷除去活動センターの前になります。
食事中の方、ちょっと、汚くてすみません。
通りはきれいなんですが、わき道に投げ捨てられたごみが列を形成しています。
古いものの上に新しい袋が乗っかっています。
ごみの種類は、生活用品、果物の皮、生ごみ、プラスティックごみ、何でもありです。
火をつけて焼いた跡があります。
プノンペンにも、ゴミの回収車が回っていますが、おそらく、この通りにはごみの回収には来ないと思われます。
生ごみには、無数のハエがたかっていて、真っ黒になっていました。
売れ残ったスイカが、丸ごと捨てられていますね。
通りの様子を見ていると、通りがかる人たちが、この山の上に結構ポイ捨てをしていくのです。
おそらく、悪いという意識は働いていないと思います。
カンボジア人は、基本的に周りの人がやっていることと同じ行動を取るという性質があります。
だから、ごみ山を見つければ、そこはごみを捨てるところだと認識するわけですね。
カンボジア政府もごみ問題、交通渋滞、下水道問題などを課題に挙げており、少しずつより良い市民生活実現のために動き出しています。
2019年10月24日 クメールタイムズ紙より
このごみの山。
実は、この雨季には、大雨で多くのごみが水と一緒に流されることになります。
つまり、この水には、各種細菌が混ざりこんでいて、これが原因となる病気も蔓延することになるのです。
複合的に健康問題など、大きな問題に発展するゴミの問題。
あいびきさんのように、国民全員が真剣に向き合う時が来ているように思います。
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今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン。