【3月9日(土)】フルーティスト古川はるなさんのチャリティコンサート
古川はるなさんと私は、2021年にプノンペンのドンボスコスクールでの活動の交渉時に初めてお会いしました。
その時に、日本からリコーダーを300本も集めてお越しになり、一緒にいらっしゃったオペラ歌手の江口二美さん(Officialsite)といっしょに、ドンボスコの子どもたちに1か月間、音楽指導をされました。
そして、古川さんとは、町名まで知っているほどの同郷出身者であることがわかり、意気投合。
古川さんの音楽活動のモットーでもある「音楽が人生にどのように働きかけるか」という精神世界観に共感し、帰国前にスバイリエン州の小学校での演奏訪問を企画したのです。
しかし・・・。
訪問前に、ちょうどプノンペンがコロナのパンデミックに・・・。
あれから、約3年。
私は、コロナの後、3年間で皆様のお力をお借りしながらカンボジアで教育支援活動を継続してきました。
古川さんも、その間、世界をまたにかけて、カーネギーホールでの演奏会、USA公演ツアーなどを行い、プロ音楽家としての確かな歩みをしてこられました。
そして、一つのメッセージから物事のストーリーは始まります。
松田さん、こんにちは。お元気でいらっしゃいますでしょうか。
以前少しお話しいたしましたカンボジア渡航ですが、来年2月上旬〜3月上旬を考えています。
その間に、もし松田さんと現地のご都合がよろしければ、前回断念した松田さんの支援校・養成校を訪問させていただけたらと思っております。
ドンボスコと、前回少し繋がった王立音楽大学の訪問も考えておりまして、そのスケジュールとの兼ね合いで最終的な渡航日程を組めればと思っておりますが、まずは松田さんの方のご都合を先にお聞きしておきたく、ご連絡いたしました。
今のところ、プノンペンに2月9日深夜着、3月10日深夜発のフライトを考えておりまして、その期間中に1〜2週間ほど、同行させていただけるような学校がございましたら有り難く存じます。
上記の期間外でも、もしご希望の日程がありましたらできる限り調整しますのでお知らせ下さいましたら幸いです。
トイレや水道、図書館建設などの最近のご活動も感嘆の気持ちで拝見しております。演奏や音楽教育以外にも、もし、そのような現場などにも、足手纏いにならない範囲でお連れいただけるようでしたら嬉しく思います。
今回、ようやく訪問が叶うようでしたら本当に嬉しく思います。
ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
このような流れで、メッセージのやり取りが続いて、2024年2月~3月、古川はるなさんが再来訪されることが決まりました。
そう、あの時(3年前)、置き忘れたものを取りに戻ってこられます。
古川はるなさんは、将来を見据えてカンボジアの音楽教育向上のために演奏活動のみならず、教育活動にまで踏み込んで取り組んでいらっしゃる演奏活動家です。
私とかぶるところは、教育の質的支援という点にあるように思います。
私は、今回の各場所の演奏訪問を
「カンボジアの子どもたちに本物の音楽を届けたい」
という思い一点で後援をさせていただこうと思っております。
まずは、3月9日(土)にプノンペンで行われるチャリティコンサート。
チャリティで集められた寄付は、コンポンスプー州ボンクナーエリアの貧困世帯の子どもたちへの学費支援に充てられます。
場所は、こちらの屋上テラスです。
そして、2月の下旬の週には、プノンペン、コンポンスプー各所を演奏訪問させていただく予定です。
私自身は、子どもたちが本物の音楽をどのように聞き取るのかが楽しみです。
古川さんは、
⑴ カンボジアの人々の人間性をもっと理解したいという個人的な思い
⑵ カンボジアのミュージックシーンを知りたい(街中でや野外ステージのようなところでどのような音楽がかかっているかなど)
⑶ 街や村などのサウンドスケープ(人々を取り巻く音がどのようなものなのか、どのくらいの音量なのか、など)
⑷(ポルポト時代を経た今では残っている可能性は限りなく低いと思うのですが)地域や家庭に残る手遊びの歌や、労働作業の歌、土地の民謡のようなものがもし残っているかどうかリサーチしたい
などのリサーチの目的も併せ持って、カンボジアにお越しになります。
皆様も、美しいフルートの音色を通して古川はるなさんの精神世界をぜひご堪能ください。
古川はるなさんOfficial websiteはこちら。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
本記事が役立ったと思う方、ブログランキングにご協力いただけたら幸いです。
ただいま、随時開催のビッグなスタディツアーへの参加者(定員8名)を募集中です。
下の広告や写真をワンクリックでするだけで、子供たちへの支援につながります。
なお、記事の拡散・シェア、大歓迎です。
今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
⇩ メールアドレスをご登録いただくと、新着記事のお知らせがメールで届きますので、最新の記事をすぐにお読みいただけます。