【スラムに咲く花】Advanced Centre for Empowerment (ACE)の指導教室を訪問
ちょうど、先日、チップモン271メガモールについて、記事を上げたところでしたが、このチップモンから271strの通りの反対側の一角にスラム街があります。
そこにある「PONLORK TUMPEIANG CENTRE」。
このAdvanced Centre for Empowerment (通称ACE)というNGOさんが開いているスラムにある指導教室なんです。
1月14日土曜日、こちらを訪問してまいりました。
建物は、狭小3階建てで、屋上に上ると確かに、近くにチップモン271メガモールが見えます。
最新型ショッピングモールのすぐ横にスラム街。
これが、カンボジアで目にするリアルな現実でもあります。
まずは、周囲の環境を見て回りました。
スラムを案内してくれたのは、現場を統括しているJCことChean Toingさん。
気さくなお人柄です。横にくっついているのは、娘さんですね。
現場に立たないと分かり得ない臭い。
このリアカーは、シジミを売り歩くのに使われるものです。
売れ残れば、彼らは元手で仕入れた費用を回収できません。足元には、売れ残ったシジミが山のように捨てられていました。
同じプノンペンでも、ボンケンコンあたりに住んでいる人は、決して目にすることのない世界がここにあります。
路地の奥へ進んでいくと、ものがそこら中に雑然と置かれています。
子どもたちが鉄球を投げて遊んでいました。
通りゆく人々は、JCさんに挨拶をしていきます。
JCが街の住人に声をかけて回っていきます。
「勉強は順調か。」カンボジア人の視点で、子どもたちに声をかけます。
左上の建設中の高層ビルと手前のスラム街の一角。
この対比から、皆さんは何を感じ取りますか。
もちろん、誰もがここに住みたいとは思わないでしょう。
でも、そこに積極的に足を運び、人々に声をかけるJC。
支援に携わる私にとっては、その心を察すれば、素敵な光景に映ります。
怠けて勉強をやらない子どももいるでしょう。
そんな子供たちにも、温かく声掛けを続ける姿に超感動。
強い意志と信念がなければできないことです。
この現実に決して目を背けない。
これも大切なことです。
人間の価値は、富や住居では決まりません。
センターに戻りました。
ITの先生がパワーポイントの使い方を子どもたちに指導しています。
学齢は12歳くらい。
コンピュータを使えることも、未来の子どもたちには必要なことです。
画像のレイヤーについて、操作を学んでいるところです。
背面には、図書がずらり。しかし、ほとんどが英語の本でした。
クメール語の本が欲しいところです。次回、チアフルスマイルから本を寄贈しようと思います。
2階にも指導教室がありました。
一人一人の子どもたちをつなげた文字。
TFCFというのは、ACEを支えるスポンサーの団体さんです。
Dream come true.
格差社会の底辺にいる子どもたちに、夢と希望を与えるJCはじめ、スタッフの皆さん。
どんな場所にも花が咲くように、ここの子どもたちもきっと彼らの花を咲かせることでしょう。
教室で使っていただく教材を支援させていただきました。
生徒さんたちと一緒に。
明日の日曜日は、子供たちとの交流イベント。
お菓子を100人分購入してきました。
次回の報告をお楽しみに。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
本記事が役立ったと思う方、ブログランキングにご協力いただけたら幸いです。
下の広告や写真をワンクリックでするだけで、子供たちへの支援につながります。
なお、記事の拡散・シェア、大歓迎です。
今日もあなたがにっこりと笑顔で過ごせる一日でありますように、オークン。
⇩ メールアドレスをご登録いただくと、新着記事のお知らせがメールで届きますので、最新の記事をすぐにお読みいただけます。