計算カードの学習効果

ボンクナー小学校の算数指導クラス、計算カードの練習の様子です。

これらのカードは、各教材会社で製造されているものですから、デザインは多少違っていますが、我々が枚数を揃え、内容を同じにした上で、子供たちに練習させています。

例えば、この繰り下がりのない一桁同士の引き算は、0計算を省いて、全部で36枚になります。

5~6人ずつ、前に出させて、競わせながらやらせます。

すると、子供たちは、大きな声で計算式を読み上げながら計算していきます。

 

36枚読み上げると、

「ハヤウイ」

と次々に手を挙げる子どもたち。

 

ただ計算カードを与えて「やりなさい。」では、指導にはなりません。

学習指導では、いかにして取り組ませるかが、子供の学習効果にも大きく影響します。

最も大切なことは、教師の子供の計算力の向上を意図して、全力で授業を構成する技術とマインドでしょう。

 

2022年の指導も、本日が最終日。

このクラスの子どもたちは、学ぶ意欲がどんどん高まっていきます。

それに比例して、計算力も向上しつつあります。

 

2022年は、日本からお越しの50名以上の方に、コンポンスプー州の子どもたちに指導していただきました。

 

2023年も、ぜひ、あなたのお力と溢れる愛情をこの子どもたちに注いであげていただけたら幸いです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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