通訳とのコミュニケーション

私は、これまで何人かの通訳と一緒に仕事をしてきました。

でもそれは、すべて日本語通訳でした。

先日、訪問したコンポントムのソンダン地区に同行してくれたのもカンボジア人の日本語通訳。

ブンヘンさんとヘローさん。

この2人はプロフェッショナルなので、ほぼ同時通訳が可能です。

そして、今、私が学校訪問で手を借りているのが、チャントゥーさん。

英語の堪能なインテリジェンスな女性です。

今回、用事があってプノンペンに来たので、次回の学校訪問の打ち合わせをしました。

こちらは、英語でのやり取りになります。

大切なことは、業務の内容をきちんと把握して、意図をくみとり、相手に感情を合わせて伝えることでしょうか。

カンボジアでも、現在小学生から英語教育が取り入れられていて、高等教育まで受けただけで、彼女のように流ちょうに話せるようになります。

もちろん、全員がそうなるわけでなく、彼女の場合は、真面目に努力を積み重ねて勉強してきたということもあるのでしょう。

先日、トランプ大統領が来日した時に、雅子皇后陛下が通訳を介せず、ご自身でコミュニケーションをとったことが報じられていました。

本来は、そうありたいと思いますが、クメール語はとても難しい言語ですので、まだまだ時間が必要です。

それでも、私にとっても英語を勉強しておいて良かったなと思えます。

そのおかげで、いろんな人と人とコミュニケーションが取れるのですから。

日本の教育も捨てたものではありません。

大事なことは、コミュニケーションツールとして言葉をどんどん使っていくことです。

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