2025年5月にカンボジアを訪問されたAyakaさんです。

ひろしまハウスで行われました絵画展への出品者のお一人です。
彩香さんは、日本で活躍するデザイナーです。
カンボジア滞在中のある日、コンポンスプー州のアンスロゲー小学校とスラスターチャン小学校のトイレの壁画を描きに行きました。
完成したばかりのアンスロゲー小学校の改修トイレ。

小学校低学年の子どもが使用するので、それぞれの扉に動物の絵を描いていただきました。

子どもたちも興味津々です。

参加した3名それぞれがプロの絵描きです。

そして、スラスターチャンのトイレは、2023年に完成したもの。
今回の目的は、以前描いた絵の補修です。

ここでも、子どもたちがわんさか集まり、プロの描画を食い入るように見つめます。

ちょっとした会話が、子どもたちにとってうれしいのですね。
実は、雨降りの中での作業でして、結構大変な思いをしました。
一仕事終え、子どもたちと記念撮影。

こちらのAyakaさんが帰国後に、カンボジアでの滞在を1冊の本にまとめました。
Ayakaさんの新鮮な目で捉えたカンボジアの姿が、存分に語られています。
(全略)
道中、ペンキ屋さんで油性塗料を手に入れた。子どもたちが使うトイレの扉に絵を描いていく。
真夢さんと一志さんがデザインしてくれた動物の上に、校長先生の希望で「男の子」「女の子」
とクメール語で書く。炎天下だった。焼き付ける太陽と、吹き出る汗。びしょびしょの服。照り
返すトタン板の扉。見兼ねた松田さんがお茶を差し入れてくれた。タエバイトンチュマーという
緑茶。身体に染み渡るのを感じる。
描いている最中、子どもたちの授業の声が響く。休み時間になれば、子どもたちは異邦人がし
ていることを興味深そうに眺めにきてくれた。
今描いている絵を見ながらこの子たちは育っていくんだ。笑い声を聴きながら思う。
学校が綺麗で好きな場所になれば、通いたい場所になれば、それは学びを促すことになる。大
切に使おうという心が、優しい人格を形成する。松田さんや校長先生方の想いを受け止めながら、
灼熱に負けず描いていく。支援という行為に絵が当てはまるのか心許ない気持ちを持っていたけ
れども、その方法や、絵という存在についても考えさせられた。
教室の中を覗く。備品が十分では無いこと、水道設備が整っておらず雨水を溜めたり井戸を利
用していること、校舎の老朽化、バラックのような家で � 日3食を食べられない家庭環境にいる
子、午前と午後の2部制。そうした問題を松田さんがその場で説明してくださった。厳しい環境
にいるはずの子どもたちに悲壮感は感じられず、どの子も屈託無く笑う、そのきらきらとした目
が印象的だった。(著書より、一部引用)

この後も、プノンペンでの滞在、そしてシェムリアップでのアンコール遺跡・・・、Ayakaさんの目に映るカンボジアの姿が、新鮮な目で描かれております。
AIが作成する機械的な文とは異なり、一人の人間が綴った深みのあるエッセイ。
ChatGPT全盛の昨今、改めて、人が書く文章の味わいを感じさせる本に仕上がっております。
ありがたいことに、私の元には、郵送でお送りいただきました。
皆様は、以下からご購入いただけます。
カンボジアに興味のある方は、参考にされることをお勧めします。
是非、ご一読ください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
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