コンポントム州ソンダン地区KompongTaben,SonReth,ChherTealの各小学校への支援訪問を終えました
11月5日(火)に支援者3名と私と通訳のヘローさんの5名で、ソンダン地区への学校支援に行ってきました。
いつものゲストハウスに宿泊しました。
トップフロアのバルコニーから見える朝焼けの空と地平線。
雨季に降り続いた雨のため、辺りが巨大な湖のようになっています。
朝日がまぶしい中、出発しました。
水面に反射する光が輝いています。
道路は、でこぼこもそれほど多くなく、比較的走りやすかったです。
馴染みのドライバーさんも道をよく知っていて、安心して運転を任せられます。
Konpong Taben Primary Schoolに到着すると、子どもたちが駆け寄ってきました。
大人気です。
こっちへおいでと案内する子どもたち。
ハグしてくる子供たち。
シャイな子どもたちが多い印象でしたが、学校訪問でこんな光景を目にするのは初めてのことです。
校長先生が、支援に対してお礼の言葉を述べられました。
図書100冊とサッカーボールとバレーボールを寄贈いたしました。
ご支援者には、立派な感謝状を頂きました。
教室に入ると、子どもたちの熱烈歓迎が・・・。
紙に絵を描いたものをプレゼントされたり、定規やペンをもらったりで、子どもたちの歓迎ぶりは相当のものでした。
支援に来たのに、反対に支援されているようで、ちょっとおかしかったです。(笑)
ここは、中学校も併設されていて、7~9年生もいるので、小さい子たちが日常的にかわいがられて、人懐っこいのかなと感じました。
小学校5年生のクラス、算数の授業です。
担任の先生が丁寧に指導されていました。
子どもたちも真剣なまなざしで先生の話を聞いています。
このクラスで、交流活動をさせていただきました。
まずは、自己紹介からです。
日本について知っていますかの問いに何人かの手が挙がりました。
折り紙で手裏剣を作ります。
なかなか説明が難しいのですが、前日の練習通りにわかりやい手順で説明してくれました。
子ども目線に立つことは、交流活動では大切なことですね。
にこやかにピースサインを送ってくれる子どもたち。
和やかな雰囲気の中で、手裏剣の形が出来上がっていきます。
出来上がった手裏剣をもって、皆さんで記念撮影です。
続いて2校目のSom Reth Primary Schoolを訪問。
こちらでも、村長さんをはじめ、皆さんが準備をして待っていてくれました。
そして、寄贈した本をさっそく子どもたちに読んでもらいました。
朗々と音読しています。
この図書室は、村の人と支援団体が半分ずつ負担して建てられたものです。
図書は、村の人々にも貸し出されます。
ちょうど、公立図書館のようなはたらきをしています。
それだけに、管理もしっかりしています。
今回支援した本も、多くの人々に読まれることになることでしょう。
最後は、Chher Teal Primary Schoolです。
校長先生は、にこやかに我々を迎えてくださりました。
「遠いところからお越しいただき、ありがとうございました。そして、支援いただいたことに心から感謝いたします。皆さんがこれからも健康で幸せでありますように祈っています。」
とのありがたいお言葉を頂きました。
そして、感謝状の贈呈。
この学校は、図書室がありません。書庫は、この職員室の隅にありました。
先生方との記念撮影。
これで、8月から継続してきたコンポントム州ソンダン地区全11校の支援をすべて終えました。
私の心の中には、大きな達成感がありました。
帰り道、ご支援者様をアツ小学校にご案内しました。
中田篤仁さんの経歴を読むご支援者たち。
お墓の周りはきれいに掃除されていました。
いつもここに来るたびに、自ら使命をもってここに来られた中田さんの心に触れます。
翌日はシェムリアップにて、アンコール観光とアプサラディナーショーや夜のナイトマーケット・パブストリート散策を楽しみました。
おそろいのカンボジアンスタイルもとてもよく似合っています。
松田さんのおかげで、とても楽しい旅になりましたと言っていただき、私もうれしかったです。
夜も更けた22:45、ホテルに戻られました。
翌日、プノンペン空港から、ホーチミン経由で成田へ帰国されました。
活動レポートをお待ちしています。