今回訪問する学校は、コンポントム州ではありますが、限りなくコンポンチャム州に近い場所でした。
前泊するホテルも初めて。
レストランとカフェがありました。
そして、バルコニーからは、カンボジアの大平原が望めました。
学校へは、40分ほどで到着。
生徒数は658人。
内戦終了間際に建てられた古い校舎です。
井戸水を飲料水に変えるためのろ過装置。
こちらは、2005年に日本の団体による支援で建てられた校舎です。
学校へ自転車で通う子供たちが多いようです。
図書室には、傷んだ本が並べられていました。数も足りません。
6年生の子供たちに図書室に集まりました。100冊の本の寄贈の話に、喜びの表情を見せる子どもたちです。
さあ、読書タイムです。
新しい本に、大いに関心を示す子どもたちです。
読み始めるやいなや、すぐにお話の世界に入っていきます。
新しい本が、いかに子供たちの知識欲を刺激するかがよくわかります。
文字を自らの言語力を駆使して読み、ストーリーを心の中で想像しながら、彼らの感受性が磨かれていきます。
席が足りないために、立ち読みする子どもたち。
司書の先生は、カバーをつけて大事に保管しますと約束してくれました。
たいへんありがたいことです。
今回初めて目にした、新しい動物の科学に関する本。
こういった知識を刺激するタイプの本もこれからどんどん増えていくといいですね。
続いて、子どもたちの学習風景です。どの教室でも、熱心に学ぶ子供たちの姿がありました。
教室の前には、ろ過された飲料水が置いてありました。
ポリバケツの中の水を、コップで汲み出して飲み干します。
その横には、手洗い用の金だらいが置かれていました。
これは、先生方から出されたアイディアだと校長先生がおっしゃっていました。
子供たちの健康教育を真剣に考えているからですね。
交流活動で、氷鬼のやり方を子供たちに説明する参加者。
カンボジアは暑い国だから、自然の中に氷を見つけることはできませんが、自らがタッチされて氷になることがユニークです。
1,2,3。さあ、逃げて。
走る、走る。
やり方が理解できたら、子供たちも大喜びで逃げ回ります。
カンボジアにも似たような遊びはありますが、若干ルールが異なっていたようです。
大きな大人に追いかけられたら、子供たちはきっと怖いですよね。
終わった後も、もっと遊びたい子供たちが追っかけまわしてきました。
やんちゃな男の子たちに大人気でした。
「交流に言葉はいりませんね。」という参加者の言葉に実感がこもっていました。
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