【スタッフブログ】ボランティアとしての一ヶ月

2024年8月27日

今回JECSAカンボジアの活動に、ボランティアとして参加させていただいた松田乙葉です。

JECSAのボランティアでは、インターン生と同じように、子供たちへの英語教育に携わったり、ツアーで来られた方の同行(という名目で、、、)で施設を見学させてもらったり、貧困家庭への支援物資の配給、カレーの炊き出しのお手伝いなど、さまざまな活動に参加させていただきました。

休み時間に授業の準備をしていると、子どもたちが用意した教材を見て「これなに?これなに?」と話しかけてくれたりして、臨時授業開催。笑

学びに対する意欲の高い子が多くて、それがこんなに先生にとって嬉しいことなのかーと、昔宿題の質問に熱心に答えてくれていた先生のことを思い出しました。

言語も違うのに、発言に物怖じする子が少ないのは、日本との大きな違いだと思いました。

この彼らの熱意を無碍にしたくないのだけど、でも授業の時間では、一人ひとりにつくことは、一人ないし二人の先生では難しいし、そんな持続可能性の低いことはできない。

大衆のスピードに合わせて進めていくから、どうしてもついていけない、わからなくて嫌になる子が出てくる。

パブリックスクールであるこの学校の8割くらいは、裕福でない家庭の子だと先生が仰っていました。

プライベートスクールに行かせてあげられる余裕のある家庭の子も少しいれば、ここでしか勉強の機会がないという子もいて、

ならばここでしか学べない子にレベルを合わせてあげたい。という思いもあり、授業中はサブティーチャーの力を借りながら、停滞している子のサポートに尽力しています。(もちろんそこで時間を割きすぎると授業を進められないので、諦めた時も多々ありますが、、、。)

隣について見ると、きちんとやってくれる。

地道なことですが、そっか!ていう顔が嬉しいです。

分からないときはわからなそうな顔をするので、なんとか英語とクメール語と日本語とジェスチャーと絵でつぎはぎ伝えます。

生徒も、毎回くる子もいれば、ときどきの子もいて、習ってきたことにばらつきがあります。

これがまた難しいところで、そういう子は、家庭の事情で働かざるを得なくて、学校に来れないという事情があったり、それで授業に段々ついていけなくなってドロップアウトしてしまっったりということがあるそう。

カレンダーの日付の言い方を教えている時、たまにくる子が「あーあもうわかんない、、、」という顔をしていました。

ほかの生徒のノートの丸つけをサブティーチャーにお願いしている間にその子のところへ、でも授業時間内では説明が追いつかず、授業後に彼女のところへ行くと、チャ、、これは??質問をしてくれました。

何度か質問を受け返答するうちに、彼女も腑に落ちたようで、ああ!!という顔をしてくれました。

これを授業内でみんなにできるといいのですが、私にはそれは難しかったです。

街を走ると、たまに生徒がいて、チャーー!!と手を振ってくれます。

こういう地域コミュニティみたいなのは、日本の都会育ちの自分にはとても新鮮で羨ましくなりました。

ある日、子どもに頭の匂いを嗅がれ、「くさっ」的な何かをクメール語で言われる、という夢を見ました。

とにかく子どもたちが何度も夢に出てきて、私を起こしてきます。

そのくらい、積極的でフレンドリーでやんちゃな子どもが多かったということなのかな。笑

みんな砂糖とか添加物を結構気にしている。

あんまり、食べない。

グミとかネチっとして色がついてるものとか。そういえばみんなが学校にある売店で買って食べてるのは、まだ青くて小さなトマト?にスパイシーな塩つけて食べるものとか、アロエみたいなのとか。すごくヘルシーなのかも。

私も見習いたいと思いました。

ここに来て、小さなことに幸せを感じるようになった、と、

みんなでぶたをカツにして食べた時に、アパートに一緒に住む方が言いました。

日常を離れるたび、私もそう思います。

物質的な豊かさに溢れている日本では、幸せのハードルが高くなったり、忙しさで心が麻痺してしまったりすることが私は多々あります。

最近は観光客が減ってる、と以前のここを知る日本人や現地の方は言います。

学校の先生の中には、ツアーガイドのお仕事もしているという方や、もちろん子どもたちのご両親でそういった観光客を相手に商売をしている人もたくさんいるでしょう。

みなさんぜひ、カンボジアに訪れて、物質的じゃない、心の豊かさを養いにきてください。

小さな子供が、とれてしまった自転車のギアを自ら直して乗っています。

慣れた手つきで器用にアクセサリーを作っています。

彼らの逞しさにびっくりします。

ここまで読んでくれた方、カンボジアで出逢った皆さん、どうもありがとうございました。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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