【スタッフブログ】世界に誇れる子どもたち
こんにちは!
7月29日~8月12日まで、プレイボン小学校でインターンをしていました石川智美です。
みなさんは、「発展途上国の教育=良くない」というイメージを持ってはいませんか?
発展途上国の子どもたちを救おうという一心でこのような活動に参加したいと考えたり、興味を持ったりしていませんか?
発展途上国の教育は良くないとばかり言われているけど、本当にそうでしょうか?
私たちが知っているのはほんの一部分だけで、実は良いところはたくさんあって、そこから私たちが学べることがあるのだと思います。
活動前の打ち合わせで、「助けてやるという気持ちではなく、対等に。」という松田さんの言葉を聞き、このインターンに参加したい!と思いました。
二週間と短い間でしたが、カンボジアの学校の良いところがたくさん見つけられたので、2つ紹介させてください。
1つ目は、勉強に対して積極的であることです。
カンボジアはプライベートスクールが充実しています。
小学校は午前に終わってしまいますが、学校が終わると、たくさんの子どもたちがプライベートスクールに行って授業を受けています。
私も見学させてもらいましたが、話を聞くと、みんな自分が学びたいから来ているのだそう。
子どもたちはまだ小学生なので、気が散ってしまうこともありますが、根本にある勉強への熱量はすさまじいものです。
私たちの授業の仕方によって、子どもたちの熱量はいくらでも引き出すことができます。
例えば、私が受け持ったクラスにいた男の子で、「黒板の内容をノートに写してね」と言ってもなかなか書かない子がいました。
どうして書いてくれないんだう、授業がつまらないのかな…と頭を悩ませていましたが、黒板の内容を紙に書き写してその子の机へ持っていくと、すらすらとノートに書いてくれます。
授業の内容ではなく、黒板との距離感がその子の集中力を削いでいたんです。
思い返してみれば、その子は黒板を使わないで喋っているときやペアワークの時、いつも楽しそうに授業を受けてくれていました。
子どもたちの熱意に感動し、また自分の責任を感じた瞬間でした。
2つ目は、勇気と夢があること。
私の授業を受けていない子たちも、午前の清掃の時間になると笑顔で駆け寄ってくれます。
彼らは決して英語が上手いわけではありませんが、それを障害にすることなく、勇気を出して話しかけることができるのは強みであると感じました。
さらに驚いたのは、これが小学生だけではなく、中学生や高校生にもみられることです。
私が見学したプライベートスクールには私と同年代の中高生もいたので、一緒に授業を受けましたが、時間ができたら話しかけてくれたり、会話でわからない言葉が出てきても諦めずに伝えようとしてくれたことがとても印象に残りました。
また、授業の時間に、みんなで夢を書いた紙飛行機を折って飛ばしたことがあります。
みんなが書いてくれた夢には
「日本語が喋れるようになりたい」
「警察官になりたい」
「獣医になってカンボジアの動物を助けたい」
など、素敵な夢がたくさんありました。
夢を追うことや夢見る気持ちを忘れない子どもたちに感動しました。
カンボジアの学校は、子どもたちの笑顔と夢でいつでもキラキラと輝いています。
世界中の子どもたちがこんなふうに毎日を過ごせたらいいな。
素敵な経験をさせてくださった方々、本当にありがとうございました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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