【スタッフブログ】Taphich小学校の英語授業
JECSAカンボジアスタッフの細島です。
シェムリアップの小学校にて英語授業のサポートをしています。
こちらの学校での英語指導は、まだ始まったばかりで、生徒たちの英語の理解度を知ることから始めるのですが・・・
同じ学年でも、家庭の事情によって毎日学校に来られない子もいれば、その反対にプライベートスクールで英語を習い、簡単な英会話ができる子もいます。
ABCが書けない子どもたちと、ある程度の英単語を書ける子どもたちと一緒のクラスで授業を進めていくのは至難の業です。
学力差が大きい子たちの英語クラスをどのように進めればよいか、クラスを担当する先生と悩みに悩みました。
最終的に、私たちは、プライベートスクールに通える子どもたちではなく、今までなかなか学ぶ機会の少なかった子どもたち進度を合わせ、ABCから丁寧に教えていくことにしました。
今までしっかりと授業を受けることができなかった子どもたちは、やはり勉強に苦手意識をもっています。
内容がわからないと立ち歩いたり、トイレに行くと言って出て行ってたりします。
そうすると学力差はさらに広がり、勉強する意欲が持てなくなり、だんだんと学校に来なくなってしまいます。
日本では信じられないかもしれませんが、そうして、小学校、中学校で学校をやめてしまう子も少なくありません。
(もちろん、それ以外の理由で辞めてしまう子も大勢います。)
中学を卒業する子どもの数は、49%と半数にも満たないそうです。
私たちは、このように小学校・中学校の途中で退学してしまわないように、学ぶことの楽しさ、大切さを伝えていくことが重要だと思っています。
うまくいくことばかりではありませんが、子どもたちが学び続けていくことができるように、今日も英語の授業を頑張ります。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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