【スタッフブログ】2週間のボランティア活動を通して

2024年8月15日


はじめまして。

現在、1ヶ月間の英語教育インターンシップに参加している村上華です。

カンボジアについてからの約2週間で思ったこと、感じたことについて少しですが綴らせていただきます。

私は「Peace Community School」というプライベートスクールに滞在しながら、平日の午前中にSoksa Primary Schoolの5・6年生の英語のクラスを担当しています。

 1クラスに40人もの子どもたちがぎゅうぎゅうに詰まってとても元気いっぱいに授業を受けてくれています。

「わかる人!」と聞くと、手を挙げる子がたくさんいて、私が選びかねていると、待ちきれず前に出てきてくれる子もいます。

放課後は、ダンスやルーという遊びを楽しんでいます。

30℃以上の炎天下で、扇風機もない中、すぐに疲れてしまう私とは対照的に、子どもたちは元気に遊び続けています。

それでも、私のことを気遣って「暑い?大丈夫?」と声をかけてくれる優しい子たちです。

 授業やホストファミリーとの生活を通じて、文化の違いや言葉の壁を感じることも多いですが、みなさんに温かく迎えていただいたことに心から感謝しています。

コミュニティスクールの子どもたちも学校の子供達も私に興味を持って質問をしてくれたり、笑顔で手を振ってくれたりして、この地域の一員として生まれ育ったように感じています。

最近では、授業後に質問を持ってきてくれる子どもたちもいて、少しでも彼らの学びの意欲を高められていることに喜びを感じています。

残りの2週間で、子どもたちに勉強の楽しさを伝えることに全力を尽くしたいと思っています。

その一方で、貧困や家庭の事情から、勉強を続けられない子供たちも多いのが現実だとホストファミリーのティーダさんは教えてくれました。

子供たちには勉強を続けてほしいと願うものの、家庭の事情で教育を受けることが難しい子もいるそうです。

また、学校に通っていても、放課後は家の手伝いや農作業に忙しく、なかなか勉強に時間を割けない子供たちもいます。

ティーダさんは、教育が子供たちに周りの世界を理解し、自分の意見を持つ力を与える大切なものだと話してくれました。

教育を受けられない子供たちや、授業についていけずに卒業していく子たちは、将来、ただ生きるために働くことになり、社会に搾取されてしまう可能性があると警鐘を鳴らしていました。

 子供達と話している中で将来、弁護士になりたい、教師になりたいと話してくれた子たちがいました。

ですが、二人ともできたらね、親が応援してくれてない。お金がかかるから。と悲しそうに話していたのも印象的です。

子供たちが将来自分の夢や目標に自由に挑戦できるように、残りの2週間で、もっと学びたい、知りたいと思ってもらえるような授業をできるように全力を尽くしカンボジアから帰った後も彼らの未来に貢献していきたいと思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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