プノンペンのトンレサップストリートに集まる人々

2020年5月18日

プノンペンでは、カンボジア日本友好橋(通称日本橋)と呼ばれるチュロイチャンバー橋。

この橋の歴史は長く、なんと今から50年以上も前の1963年に日本の技術協力により完成。

その後、内戦時の1972年には爆破され、1994年に再び改修されました。

そして、再び補修が必要になり、2017年~2019年にかけて日本の支援により、再び改修され現在の姿に至っています。

カンボジアの激動を見続けてきたこの橋。

プノンペン観光にいらっしゃった方は、TukTukで一度渡って見られることをお勧めします。

この橋を、渡ったところにあるリバーサイドの道路がトンレサップ通りです。

ちょうど、シソワスキー通りの対岸に当たります。

ここで、大変なことが起こっています。

週末の夜には、信じられないほど多くの人々が訪れるのです。

その目的は、ただ一つ。

 

涼しいから。

王宮近くのプノンペン中心部と違い高層ビルが建ち並ばない場所なだけに、夜の涼しい大陸風を浴びることができます。

また、シソワスキー通りと違って、交通取り締まりがなく、駐車フリーなことも、その要因かもしれません。

もちろん、対岸の夜景が美しいことも見逃せません。

高層ビルの中にワットプノンが光って見えます。

人が集まるところには、お店も他たくさん並びます。

高級5つ星のソッカホテル前には、屋台がずらりと並んで、夜遅くまで営業しています。

 

そして、橋のたもとにある遊園地。

先日、営業を再開しました。

さすがに、このコロナ不況の下では、子どもたちの姿が少ないようです。

海賊船スタイルの乗り物。

高速で回る観覧車。

メリーゴーランド。

近くには、7色に輝く夜のプノンペンを堪能できる本格的な大観覧車があります。

お金を遣わない若者たちの夜の過ごし方として、人気のスポットになっています。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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