カンボジアの新型コロナウィルス情報(4月7日版)
カンボジアでは、都市封鎖こそないものの、政府主導の行動制限が功を奏したのか、ここ2日間では、感染者の報告がありませんでした。
感染者の多くが、マレーシアの宗教行事(イスラムの宗徒の行事)への参加者であることから、人々の怒りは、ムスリムに向いているようです。
事実、コンポンチャム州では、お店のおばさんがしきりにそのことに対して不満を言っているのを聞きました。
新型コロナウィルスへの個人ができる対策は、集団に入らないこと。
どうやらこれに尽きることが明白になっています。
私も、幸い外出制限がありませんので、ときどき自然の中に出かけることができます。
でも、スペイン風邪の流行時のように、第2波、第3波のピークが必ずやってきます。
完全に収束するまで、気を緩めないことですね。
市内中心部イオン一号店の様子です。
レジ待ちの人々の足元にシールが貼られていました。
間隔を開けることへの意識付けです。
営業はしているものの、人はまばらです。
心なしか、即席めんのような乾物コーナーの売れ行きが多いようで、店員さんがたくさんの段ボールを運んで商品棚に継ぎ足していました。
マスクには、ウィルスを人にうつさない効果はあるものの、人からもらうことを抑制する効果はほとんどないことから、とにかく人の集まるところに行かないということを徹底するしかないようです。
カンボジアでは、今月中にも学校が再開されるのではないかという見通しが出始めました。