12歳以上の子どもにワクチン接種を開始
7月半ばに発表された2つのニュースをご覧ください。
まずは、学校閉鎖が続いているカンボジアに対しての国連からの勧告。
国際連合、カンボジアに学校再開を要請 人材開発の低下に危機感
プノンペンポステより
そして、カンボジア政府の対応です。
フンセン首相:学校再開までに子供200万人へのワクチン接種を発表
プノンペンポステより
カンボジアでは、12歳から17歳までの子ども200万人を対象に、ワクチン接種を進めると発表しました。
そして、8月1日は天気のいい日曜日で仏日。
軽めの再ロックダウンのプノンペンでも、朝から人が外出しています。
ちょっと、用事でウドン方面に向かっていると、ワクチン接種のために集まっている学生たちの姿がありました。
この初日だけで、約12万人の子どもたちがワクチン接種を行いました。
やると決めたら、必ず実行する。
カンボジア政府の強い決意と政策が感じられます。
子供向けのワクチン接種は、まずはプノンペン、カンダール州で行われ、次いでシアヌークビル州と他の州で行われるそうです。
これにより、いよいよ今年の秋からの学校再開が見込まれます。ただし、再開後にも大きな試練が待ち受けます。
なにせ、1年近くも学校に行かなかった子どもたちの学力状況がどのようなものか。
カンボジアでもオンライン授業が取り入れていますが、実際には地方部ではほとんどが行われていないのが実情です。
教育が停滞していることによる学力格差の克服も今後の課題の一つになりそうです。
すべての子どもに学習の機会を遠隔教育で生じる教育格差を埋めるための取り組み
ユニセフのホームページより
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