カンボジアのエネルギー価格がかなり高い理由
カンボジアのエネルギー価格
これを日本の物価水準と比較したら、いかに高いかがお分かりいただけるものと思います。
その理由は、カンボジアは、自国のエネルギーがほとんどない国だからです。
電力もガソリンも、ベトナム、タイ、ラオスから購入しているのが現状です。
バイクが好まれる理由がある
従って、最も経済的なバイクでの移動が最も適しています。
ここでは、日本では小型二輪と言われる分類の二輪車が主流です。
2人乗りもできるし、荷物もそこそこ運べます。
そして、渋滞でもすいすいと間をすり抜けて進んでいけます。
この110CCのバイクは、50km/Lの燃費で力強く走ります。
2度ほどパンクしたことがありますが、長距離を乗っても故障することはありません。
前回、300kmを6時間かけて走り続けました。
エンジンも熱ダレすることなく、一回の給油で帰ってくることができました。
さすが世界のホンダ製です。
危ないという理由で、教員養成大学に勤務していた時には禁止されていた自家用車や二輪車の乗車ですが、フリーになって乗ってみると、おかげさまでこれまで違反や事故も無く過ごせています。
私が若いころ二輪車を乗り回していた経験が、ここで再び生かされているということを実感しています。
公共交通機関はバスが最安
また、市バスも市民料金で利用できます。
市内、どこまで乗っても均一1.500リエルです。
マリンブルーのバスは、日本からの支援のものです。
車体の横には、日の丸の国旗が張られています。
複雑な路線が理解できると、けっこう便利な移動手段です。
日本よりも便利なタクシーアプリ
トゥクトゥクも便利です。
市バスほど安くはありませんが、ドアツードアで目的地に行きたいときは、アプリを使ってその場に呼ぶことができます。
そして、行き先を自動的に伝え、到着予想時刻や料金表示までもが画面に出るので、これを使わない手はありません。
Passapp、Itsumo、Grabなどがここでは有名です。
インターネット天国のカンボジアだから、発展した技術でしょう。
タクシーアプリに関しては、ある意味、日本よりも進んでいますね。
この写真のタイプのトゥクトゥクは、LPGガスで動きます。
LPGがすは、ガソリンの半値くらいです。
バイクでけん引するタイプのトゥクトゥクは、ガソリン価格が高いので、料金もそれなりに高いというわけです。
停電と水問題
信じられないかもしれませんが、私の部屋には洗濯機がありません。
そもそも、電気代が高いために、ここでは家電製品があまり普及しないのです。
しばしば停電するのでまともに動く保障がありませんし、水流もかなり弱いため、非常に使いづらいと思います。
首都プノンペンでも、中心部以外は、そういう、インフラがまだまだ整っていないのが現状です。
私のランドリー方法は二種類。
手洗いの洗濯で手絞りで乾かす。快晴の日には、数時間で乾いてしまいます。
そして、面倒な時には、クリーニングに出してしまいます。
1kg=2.000リエル(55円)
朝出して、夕方にはきれいになって返ってきます。
水シャワーと扇風機
また、日本人にとっては温水にエアコンは常識ですが、こちらでは温水無し、エアコンなしの扇風機が通常です。
私の部屋にも扇風機がありますが、10$で買った安物です。
以前の部屋では、天井に付けるファンを8$で購入して、吊り下げて利用していました。
頭上から吹き降ろす風が、心地いいですね。
家電製品は、多くが中国製品です。
とても壊れやすく、信頼性はありませんが、その分安いので文句はありません。
就寝時のエアコン使用は、こちらでも、のどの粘膜をやられますから、ファンを使うようにしています。
日本を落ち込まないことの意味
多分、こちらに来たばかりの方は、日本の習慣をそのまま持ち込むことになろうかと思います。
生活の不便さをどう受け止めていくか、その心の在り方が試されます。
確かに、ここでも、今ではコンドミニアムに住み、和食を食べて、日本と同じように暮らすことが可能になりました。
でも、私はそれを望んでここに来たのではありません。
私は、カンボジアの人と同様の暮らしをしたいと思い、あえて日本人のいないコミュニティに住み、現地の人と同じような生活をしています。
そうすることで、彼らの本当の気持ちが理解できるからです。
不自由さを楽しむ
ちなみに、こちらに来て、生活上、温水とエアコンが必要であれば、ホテルや賃貸ルームの費用は2倍以上になるとお考えください。
ちなみに、私は、こちらに来たばかりのとき、水シャワーにかなり抵抗がありました。
一瞬、体がヒヤッとするからです。
しかし、今では、水でのシャワーが火照った体を覚ましてくれ、その感覚が好きになりました。
それが、この暑い国では、理に適っているということです。
まあ、ほとんど体が現地慣れしてしまったということでしょうね。
肌も黒々と焼けて、遠目に見たら、ほとんどカンボジア人です。
郷に入らば郷に従え。
ここへきて、不自由さを乗り越えた先にある心の境地に到達した感があります。
そうなったとき、こんな生活の仕方もあるんだなあと実感できると思います。
人は、受け入れる心さえあれば、どんな環境でも生きていけます。
こちらに来たら、まずは、不自由さを楽しむことから始めてみましょう。
PS:電気代の話題が、飛躍しすぎてしまいました。要は、日本とは生活環境がまったく異なるということを伝えたかったのでしょう。(笑)