インターン授業の質の向上を目指して

インターン

2021年から始まった英語指導のインターン制度も、今年で5年目となりました。

公立学校の教育現場にて指導するゆえに、質の高い授業が求められます。

では、質の高い授業とは、いかなる授業なのでしょうか。

それは、ただ単に英語を教えるにとどまらず、本当の学びになる授業のことを指します。

①1単位時間の目標の設定
②深い児童生徒理解に基づいた、きめ細やかな授業
③生徒一人一人をじっくり看取る授業
④きちんと指導内容が身につく授業

であります。

2024年には、事前研修制度(受講費用10,000円)を設け、渡航前に3回のオンライン研修を受けていただくようになりました。

研修1「ホームステイ滞在型インターンの概要」 1時間

カンボジアの現状や支援活動の目的をわかりやすくお伝えします。

1 カンボジアの概要

2 支援が必要な理由

3 カンボジア学校教育の実情

4 インターンシップの詳細

5 渡航までの準備

6 質疑応答

研修2「現地生活の心得」 1時間

カンボジアの生活について、具体的なケースを挙げながらご説明いたします。

1 カンボジア人のメンタリティ

2 治安

3 保健衛生的な面について

4 医療情報

5 不測の事態に備えて

研修3「小学生への英語指導の心得」 1時間

プロの教師が身に付けている技術を学んでいただきます。

1 小学生の発達段階

2 授業の目的

3 教材を教える技術

4 実践事例

5 模擬授業

これにより、少なくとも、こちらに来る前にきちんとした心構えが持てますし、目的を持った活動が可能になります。

そして、2025年2月からは、オンラインによる英語指導のスキルアップ講座にも出席していただき、実際の授業を受けていただく中で、ある程度の指導力を身に着けていただいてからお越しいただくようにもなりました。

生徒役になって授業を受けてみれば、こういう風に授業をやれば、子どもたちの理解が促進されると実感できることでしょう。

難しい内容ではありません。

講師は、ボランティアスタッフの内田さんが担当です。現在、協力団体のYouth Dreamにて英語クラスを指導しています。

これらに加えて、もう一つ新しいお知らせです。

これから、インターンに参加する場合には、下記の条件に該当する方々を優遇していきます。

現職教師の方

退職教師の方

教職課程履修中の学生で教育実習の単位を取得済みの方

その他、教育現場での指導経験をお持ちの方

上記に該当する場合には、各参加費用の10%を割引いたします。

これまでに来られた中にも、現職及び退職教師の方々がいらっしゃいます。

やはり、教育現場を経験していらっしゃる方々は、子どもたちの学びをきちんと見届けることができていらっしゃいます。

1時間の指導の目的が明確になっているか。

自分の指導で子どもたちを目標に近づけられているか。

こういった指導の積み重ねが、子どもたちや先生方からの信頼を厚くしていきます。

募集ページはこちら

どうか、あなたのお力をカンボジアの子どもたちのために生かしてください。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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