世界遺産サンボープレイクック遺跡とアツ小中学校
遺跡群を歩いて回る
さて、サンボ―プレイクック遺跡群の入り口に着きました。
例のごとく、クメール人以外は、10$を支払います。
2017年に世界文化遺産に登録されたことが、パネルにして飾ってありました。
遺跡群内のマップです。かなり広いですね。
林の中に遺跡が目に飛び込んできます。
中には、井戸のようなものが。
ここの遺跡は、たいていこのように復元されています。
Durga像。
遺跡の仏像の首は、信教を否定した当時のクメールルージュ政権によって、たいてい斬り落とされています。
地面には、修復しきれないレンガがあちこちに散乱しています。
これも、当時の石工の人々が一つ一つ積み上げたものだったんだと思います。
その労力と流したであろう汗の量が想像できます。
何百年間にわたり雨風にさらされ、また内戦時代には歴史的建造物はことごとく破壊されましたので、修復にあたった方たちの努力のほどがよくわかります。
日本のチームも修復に関わっていたようですね。
しばし大昔の歴史に想いをはせる
アンコールにあるタプロームのように、遺跡に樹木の根っこが絡みついています。
この前にしばらく座り、時の流れをじっと空想していました。
ここで、誰が、どのようなことをしていたのか。
しばし、現実を離れる空想の時間。
こういう時間の過ごし方が大好きです。
壁にも風化していますが、彫像がはっきりと見えます。
かなり歩きました。
柔らかい土の上は、足腰には優しいです。
幸いにも、曇り空だったので、比較的涼しかったです。
落雷でしょうか、黒焦げになっている木を発見。
クロマーを売る少女たち
物売りの小学校5年の女の子。
この子たちは、日曜日も丸一日働きます。
明日は、午後に学校があるそうです。
お客さんが少ないため、ずっと私とおしゃべりしていました。
しっかり勉強するんだよと言い残し、この地を後にしました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
ブログランキングにご協力いただけたら幸いです。
写真をワンクリックですることで、子供たちへの支援につながります。
今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン。