天空を望む世界遺産Preah Viher(プレアヴィヒア)寺院
カンボジアには、現在UNESCO認定の世界遺産が3つあります。
1992年 アンコールワット遺跡群
2008年 プレアヴィヒア寺院
2017年 サンボ―プレイクック遺跡
アンコールワット遺跡群とサンボ―プレイクック遺跡は、すでにこのHPの記事でお伝えしていますので、ぜひご一読ください。
かねてから訪れたかったこのプレアヴィヒア寺院に、今回初めて行ってまいりました。
ここは、9世紀末、今から1000年以上前にヒンズー教の寺院として建てられました。
始めは、クメール王朝のヤショヴァルマン1世によって手掛けられた建設は、その後歴代の王の手によって、約300年にわたり増築をされて、現在の姿になりました。
2012年にタイでの新政権発足後、この寺院は正式にカンボジアのものと認められ、現在に至っています。
シェムリアップの街からは、県道を北東に進んで230kmほどのところにあります。
朝シェムリアップを出て、途中でコ―ケー遺跡に立ち寄ったので、寺院の20km手前にあるスラアエムという小さな町に一泊しました。
夜はさすがに疲れたのか、すぐに寝こけてしまいました。
翌朝、ラッキーなことに天気は心配いらないようです。
こんな道を進んでいきます。
周りには車はありません。
だんだん山間地に入っていく感じです。
山道に入る手前のチケットブースで10$の入場券を購入します。
世界遺産らしく、英語専用のカウンターがありました。
山頂までは、20分ほど走ります。
山の中腹から見下ろす景色に胸が躍ります。
絶壁に立つ寺院が見えます。
後半には、かなりな急こう配になりますので、一速ギアで駆け上がります。
入場口ではチケットの検察があります。