Phnom BrosとPhnom Srey

2020年6月23日

プノンペンからコンポンチャムまでは120kmほどの距離で、3~4時間も走ればつきます。

コンポンチャムの観光どころの紹介です。

コンポンは船着き場と言う意味、チャムはチャム人、または「待つ」と言う意味があります。

カンボジアにも、いろんな人種があって、肌の色も様々です。

チャム人は、褐色の肌をしていて、ふっくらした人が多い印象があります。

プノンペンからシェムリアップに向けて国道6号線を走りながら、スクーンという宿場町を右に折れて国道7号線を1時間ほど走ったところにあります。

コンポンチャムの町から7キロほど手前に、国道7号線沿い左側にこんな看板が見えます。

平野が続く中に、左手に2つの山が見えますのですぐにわかります。

Phnom Brosは訳すと男山、Phnom Sreyは女山と言う意味になります。

この2つの山には、男を中心とする軍と女を中心とする軍が互いに競い合って、山を作ったといわれる伝説があります。結局、女山の方が少しだけ高くなっていて結果は女が勝ったという話のくくりになっています。

男性の多くが女性の家に婿入りをするようになったのは、このことから来ていると言われています。

坂道を車で登っていきます。

そこには立派な寺院が建っています。

遺跡ではなく、20世紀半ばに建てられた現代寺院です。

周囲には、お堂がいくつも並んでいます。

ふもとを見下ろす位置に、水色の仏像が祭られていました。

解読不能な石板。

コンポンチャムのダウンタウンを見下ろします。

野生の猿が人に混ざって生活しているのが、面白いです。

食べ物は、奪っていくので要注意です。

中には、スマホを取られた人もいたとか・・・。

女山に移動します。

男山と女山の途中には、FM放送局の基地がありました。

寺院の入り口です。

シェムリアップにあるバイヨンに似た仏像ですね。

四方を見ています。

仏さまはすべてを見ているのですよという意味です。

この下の蔵は図書室になっています。

サンスクリット語などで書かれた古来の書物が収められているのかもしれません。

ポルポト時代に書物は全部焼かれましたので、もし古来の書物が残っていたら、大変貴重です。

お寺が学びの場であったのは、日本の寺子屋のようで共通なものを感じることができます。

4~5mはあろうかと言う、金色に輝く仏像。

大きい立像です。

全長20mはあると思われる涅槃仏です。

足のサイズは3m。

お寺の横は、墓地になっていました。

道沿いに小さな祠がありました。

女山にきました。

ここは、歩いて上るしかありません。

40度近い中をこの220段の階段を上りきるのには、けっこう体力を使います。

中腹から見たコンポンチャムです。

頂上の敷地は、男山よりも狭いですが、標高は女山の方が少し高いと言われています。

彩られたお堂がありました。

壁画や天井に仏教文化がたくさん描かれています。

小さなパゴダがありました。

中から説法の声が聞こえます。

炎天下には、本当に日陰のありがたさがわかります。

その日陰に座り、下界の景色をしばらく眺めていました。

BrosでもSreyでも、ここに大量の石材を運んで、大きな寺院を建てるのは相当な労働力が必要です。

そうまでして、高いところに寺院を立てる理由が、ここに座っていると何となしに実感できます。

カンボジアらしく、広く平野が続いていることがわかります。

周り方ですが、Brosから回り、途中で寺院を見学して、Sreyに行くのが自然なルートだと思います。

頂上でゆっくり景色を眺めるのを含めて、所要時間3時間もあれば十分堪能できます。

帽子と飲料水を持参することと、午前中の気温が上がらない時間帯に回られることを勧めます。

また、地方には、物乞いの人もいますので、小銭をポケットに入れておくといいと思います。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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