バッタンバンのキリングフィールドで涙する

カンボジアの歴史
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バッタンバンのキリングフィールド

バッタンバンのキリングフィールドは、市の中心部からサンカー川沿いに北へ6㎞ほどのところにあるSamrong Knongというお寺の隣にあります。

大きな慰霊塔が建てられています。

USA、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フランスからの寄付によって建てられています。

この慰霊塔の下に石板があります。

あまりにも残酷なため、すべてをご紹介できないことをお許しください。

殺されるのを順番に待つ人々。この人々の目の前で、残虐な行為が行われています。

レイプされた後に殺される女性。

両手、両足を引き裂かれる人。

亡くなられた方々の無念さ、家族の悲しみを考えると、出てくる言葉さえありません。

人の命がこれほどまでに軽く扱われることに対する憤りしかありません。

 

ポルポト幹部への国際法廷による裁判でも、幹部たちは、非人道的な行いの存在は認めてはいるものの、自身の関与については、全員が否認しています。

「命令に従っただけだ。」

「自分には実権はなかった。」

言い逃れにしか聞こえません。

この幹部たちに、亡くなった人々を弔う心が残っているのかを、強く問いただしてみたい気持ちでいっぱいです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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コメント

  1. 鶴巻 より:

    大変興味深い内容でした。同じアジアの国でこのような哀しい歴史を持つ国がある。人間というものを深く考えさせられます。

    • Tatsuhiro より:

      コメントありがとうございました。とても、悲しい歴史です。大国の思惑によって、多くの人々が命を落とす・・・。我々が真実を伝えつつ、今の若者たちには、平和について深く考えて行動してもらいたいと思っています。

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