2名のご支援者が来訪

2019年3月10日

先日、2名のご支援者がプノンペンを訪れました。

私たちにできることは何かを自分の目で見届けるためにやってきた志を持った方々です。

ご連絡を受けて、プノンペンのイオンモールで待ち合わせをして、お会いいたしました。

待ち合わせ場所でお会いしたお二人のご支援者様。

お二人のカンボジア支援に対する熱意にただただ感激しました。

そして、プノンペンでカンボジアの歴史を学ぶために、トゥールスレン博物館とキリングフィールドにご案内いたしました。

まずは、10分ほどで、トゥールスレン博物館に到着。

元高等学校であったこの場所で、ポルポト政権下に何万人もの方々が拷問を受け、命を失いました。

初めての方には、かなりショッキングな事実ですが、歴史を正面から認識し、平和への思いを強めていただきたいと思っています。

続いて、10数キロメートル離れたキリングフィールドに、30分ほどかけて移動しました。トゥクトゥクのドライバーのお兄さん、安全運転で安心できました。

この場所は、元々中国系の人々の墓地があった村で、この場所まで、トラックで連れてこられた人々は、すべて殺害されました。

まずは、慰霊塔に入る前に、献花をして焼香し、祈りを捧げます。

想像を絶する殺害方法や発見当時の惨状が展示や当時のまま保存されています。

土の中には、未だ回収しきれずに残されている、亡くなった方々の歯や人骨が未だに眠っています。

とても胸が痛みます。

お二人の方々にも、時間が限られた中、ここを見ることができて本当によかったと感想をいただきました。

わたしも、お客様がプノンペンに来たら、ここをまずは訪れて、虐殺の歴史の地に立っていることを自覚していただいています。

その上で、我々に何ができるかを自らに問いかけ、行動につなげていくことが大切だと思う次第です。

 

 

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