インターンによるカンボジア教育支援の持続性

活動レポート

カンボジアにおける「持続的な教育支援」とは、短期的な援助に留まらず、カンボジア自身が自立して質の高い教育システムを維持・発展させていくための基盤を構築する支援を指します。

例えば、チアフルスマイル~JECSAカンボジアでは、これまでに、150名以上ものインターンをカンボジアの小学校・中学校に派遣し、英語教育の向上に成果をあげてきました。

現地の先生方では、教えることが難しい。

だから、日本の英語教師が変わって授業をやってあげる・・・。

こういった支援スタイルを継続してきました。

しかし・・・、インターンが途絶えたとき、子どもたちがどうなるかという問題が常にとなり合わせにありました。

実際には、インターンとして参加する立場からすれば、自分がある期間だけ教えて満足するかもしれませんが、現地に残された子どもたちの学びは、インターンが帰国した後でも継続されなければ、教育支援としての効果は薄れます。

そこで、2025年2月から、試みとして、新しい取り組みをはじめました。

取り組み①

現地の小学校の先生方を対象にした、オンライン英語指導教室です。

こちらの取り組みは、オンラインで英語指導ができるボランティアスタッフがいたからこそ、出来たことです。

丁寧な指導内容を、下の動画でご覧いただけます。

火曜日と金曜日、毎週2回、20時~21時に以下のURLで入室できます。

日本の方で、カンボジアの教育支援の現場を見たい方は、ご自由に入室いただけます。

参加ご希望の方は、メールにてご一報ください。

ZOOMのIDとパスワードをお送りします。

取り組み②

また、インターンの授業スタイルも、変化しています。

それは、現地の先生方と共に作る授業スタイル。

そして、インターンが帰った後でも、その指導方法やアイディアを今後も先生方に継続して活用していただくことを目的にしています。

やってあげる授業から、共同で作る授業へ。

先生方の授業をサポートし、時には新しい指導のアイディアを提案し、ひいては現地の先生方全体をエンカレッジしていく。

子どもたちが、英語学習を通して、学びの楽しさや大切さを感じ取れば、中学校でのドロップアウト率も減少していくものと思っています。

これこそが、カンボジアの現在における教育課題の解決につながるものであろうと思うのです。

カンボジアにおける「持続的な教育支援」・・・。

単発で終わらない、持続性のあるサポート。

インターンによる英語授業で言えば、授業をする側に重きを置くものではなく、サポートしたことが現地の先生方に受け継がれ、永続的に生かされていく支援。

それは、打ち上げ花火的なものではなく、小さい炎ですが長く燃え続けるキャンドルライトのような支援と言えるのかもしれません。

これが、我々が、今後、目指すべき支援の形と言えます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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