Sandan地区の6校への事前訪問
森の奥に見えるのが学校のようです。
とうとう、Ngon Primary Schoolを探し当てました。
町場の学校は英語表記もされているのですが、村の学校はほとんどがクメール語だけで書かれています。
校舎が二棟建てられています。
この校舎は、内田さんという日本の方が70,000$の支援をして建てられたものだそうです。
2017年に、日本のテレビ局が取材に来たのだそうです。
ご存知の方がいるかもしれません。
外れに古い校舎が一棟ありました。
比較的新しいトイレ。
雨水をためる水槽。
補修が必要のようです。
手動式の井戸。30mほど掘ります。
使用されていない朽ちかけた校舎。
校長のブン先生とお話をしました。
生徒数は198名、教師は9名。
図書の支援を頂けると大変ありがたいと言っていました。
しかも、できるだけ早い時期に来てほしいとのことです。
街から70kmも離れた森の中にある学校。
支援も頻繁に受けられないそうです。
その切実な願いを心にとめて、次の学校へ向かいます。
途中で雨が降ってきました。
O Thnot Primary Schoolです。
校長先生と司書の先生とお話しすることができました。
そして、あと一校は、Veal Prinh Ler Primary and Secoundery Schoolですが、すでに予定の訪問時刻から1時間半が過ぎています。
雨上がりの学校です。
2時間も待っていたと笑顔で話してくれた校長先生。
たいへんに申し訳ありませんでした。
校舎には、JCCPという日本の支援のマークが。
2007年ですから、かなり前の支援ですね。
図書室に本がありますが、かなり古く、子どもたちも飽きてしまっているということでした。
ハンモッグが置いてあったので、昼寝ができますねと話したら、司書の先生の子どもが小さいので寝かしつけるためのものだと答えてくれました。
バレーボールのネットが欲しいとおっしゃっていました。
遅れてきたのに、終始笑顔で対応してくださいました。