【修繕支援】Choam Sankae annex primary schoolでの机椅子の補修活動

9月10日(土)コンポンスプー州のChoam Sankae annex primary schoolに机といすの修繕支援に行ってきました。

こちらには、以前、一度、6月に訪問しています。

朝、6時半に40㎞の道のりを走る覚悟で出発。

国道4号線をひたすらシアヌークビル方面に向かって走り、左折すると、下のような道に入っていきます。

土道ですが、比較的平坦な道です。

ただし、路面がぬれていると、スリップがあるので要注意です。

学校に着きました。

こちらは、Choam Sankae  primary schoolの分校です。

校舎は、こんなに小さなものです。

校舎ができるまでは、こちらのお堂で勉強していたんだそうです。

到着するやいなや、作業に取り掛かりました。

この机、左右に30㎝ほど揺れます。

パワーツールを用いて、机を補強します。

この木材が、かなり硬い。

裏のコーナーは、補強金具で固定していきます。

出っ張っている釘の頭をたたきます。

古い机が並びます。

子どもたちも興味津々で見つめます。

学生たちは、サンドペーパー掛け。

机の表面を一皮むきます。

電動やすりを持って行ったのですが、学校に電気が届いておらず、手作業になりました。

ところが、これがかえって子どもたちの心を刺激し、自分たちもやると言って、作業に加わりました。

これには、思わぬ教育効果がありました。

自分たちのものを自分たちで直す。

先生も手を貸してくれました。

同じ作業を一緒に行うと、思いも一つになっていきます。

新品にはなりませんが、以前よりも格段にきれいになりました。

臨場感あふれる動画をご覧ください。

サンドペーパー一つで、子どもたちも作業できるんですね。

そのおかげで、短時間で作業を終えました。

作業後に先生と。

グータッチをしてくる生徒、抱き着いてくる生徒。

こんな小さな子たちも・・・。

言葉で一言では言いようのない感動がありました。

これって、子どもたちの感謝の心の表れなんですね。

インターンのYさんの感想です。

机やいすがすごくガタガタしてて、落書きもすごい机に対して、全くスキルの無い自分が海外の小学校で補習作業をしていることに対して、とても不思議な気持ちでした。

それでも私は机を補修し、少しでも勉強する環境が整えればなという気持ちあり、その気持ちが伝わったのか小学校にいた生徒さんや先生方たちが協力してくれた時はとても嬉しかったです。

彼らも私たちと同様に、またそれ以上にここの環境をより良くしたいんだという気持ちがあり、思いを一つにして作業をすることができました。

活動の最中子供たちと遊んでいましたが、彼らの眩しい笑顔を見ると、ボランティアをする意味をより一層感じることができました。

それを感じられた本日の活動にはとても大きな意味があったと思います。ありがとうございます。

お昼に本校の横で食べたラーメンが、とてもおいしかったです。

日本から来たことがわかると、店主は帰り際に

「ありがとう。」

とあいさつしてくれました。

ものをあげるのではなく、こんな形での支援もあるという見本のような活動になりました。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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