コンポンチャム州Stung Chhveng Primary Schoolを事前訪問
先日、訪問させていただいた、Kohea Primary Schoolから、さらに奥地へ4.5kmほど悪路を慎重に進んでいくと、Chhbar Ampeuv communeに入ります。
そこにあるのが、Stung Chhveng Villege。
その小学校が、ここStung Chhveng Primary Schoolです。
今回、チアフルスマイルの活動を紹介させていただくと共に、このcommuneにも支援の手を差し伸べたい意向をお伝えするために事前訪問させていただきました。
高床式の校舎になっている理由がお分かりですか。
雨季に、大量の雨が降ると、運動場が湖になってしまうからです。
井戸も高床式になっています。
別棟の図書室は、2012年にRoom to readという支援団体により設立されています。
在籍生徒数は、479人(教師数は8名)
しかし、図書室内の本は、2012年からほとんど補充されていないそうです。
既に7年間も経過しています。
図書室の本は、多くが表紙が破れていたり、折れ曲がっていたり、手垢で真っ黒になっています。
図書というものは、読まれれば必ずそうなるもので、ある意味消耗品でもあります。
それほど、読み込まれ続けてきたということは、価値のあったことですが、賞味期限というものもあります。
ハードウエアがあっても、ソフトウエアが更新されないコンピュータのようなものですね。
継続支援の必要性がここにあります。
「子どもたちは、これらの本にもう飽きてしまっています。だから、新しい本が必要です。」
とsok eurn先生(下写真の左から2番目)が図書の支援を切実に訴えていらっしゃいました。
図書室にあったボロボロのホワイトボードです。化学式が書かれていました。
このホワイトボードを5枚ほど、バレーボールやサッカーのネット、教室に置くキャビネットも支援していただけたらありがたいということでした。
次期は未定ですが、ご支援をお約束して、学校を後にしました。