チアフルスマイルでBUDDHA KIRI CAMBODIAに仏像を寄進

2021年1月から、カンボジアの学校では新学期が始まりました。

通常の年なら、11月の水祭りと同時に始まりますので、約2か月遅れての新学期と言うことになります。

こんな状況ですから、各学校でも、教育省の指導の下、新型コロナウィルスへの対策、マスクの着用、手の消毒、ソシャルディスタンスの確保などを徹底しています。

さて、そんな中にあって、チアフルスマイルでは何ができるでしょうか。

当然、カンボジアへの入国制限から、日本からの支援者をお招きすることはできませんが、たとえどんな形であれ、支援活動はできるものと考えています。

直接足を運ばない支援があってもいい
図書は信頼できる人に届けてもらってもいい
支援は図書に限らない

考え抜いた末に、こういう幅広いマインドを持つに至りました。

 

動き出せば、きっと新しいことに出会えるはずです。

行動が、新たな展開を生み出す。

これは、私がここでゼロから支援活動を初めて得た最大の教訓です。

 

実のところ、カンボジア国内でクラスターが発生するたびに、学校も閉校になり、支援どころではない状態も長く続きました。

自分が動くことで、

もしも訪問した地方で新型コロナウィルスが発生したら、自分がウィルスを持ち運んだと言われかねない。

こういう怖れから、身動きが取れない時期もありました。

この状況では、学校内に立ち入ることも許されないだろう。

そう思い続けて、支援マインドを上げようにも上げられない時期がありました。

 

しかし、今年の1月、思い切って行動を再スタートさせたところ、学校側から思いもかけない歓迎を受けました。

そう。

それは、

以前にも増して、支援の必要性が高まっている

ということです。

新型コロナウィルスで経済が疲弊しているカンボジアですから、国からの教育予算も削られているのは当然のこと。

そんな中、大変ありがたいことに、今年、すでに3校の支援をさせていただきました。

しかも、学校に入れてもらえるかどうかと思っていたくらいの訪問先で、先生方や地域の人々、そして全校生徒までが歓迎してくれたんです。

正直、涙が出るほどうれしかったです。

 

このタイミングで、私がしたことは、

感謝を心に刻むこと

でした。

支援をさせていただきありがとうございました

私は、この心を確かにするために、BUDDHA KIRI CAMBODIAへ行ってきました。

こちらは、今回が2度目の訪問となりました。

2017年に建立されたこのお寺は、金色の仏像に囲まれた小高い山の頂上にあります。

感謝の心でお祈りをしてきました。

そして、今回、チアフルスマイルから、仏像を一体寄進させていただきました。

84,000体の仏像を安置することを目指して建立されたこの場所は、カンポット州(タケオとカンポットの州境)にあります。

現在、70,000体の仏像が人々からの寄進により、安置されています。

そう、この場所は、人々の善意が集まるパワースポットなんです。

確かに、山頂に上ると、エネルギーが湧き上がる感覚がするから不思議なんです。

功徳に囲まれていることで、そういったエネルギーを受けられるのかもしれません。

ちなみに、小さな仏像は20$、大きな仏像は80$の寄進で建立されます。

大きな仏像には、寄進者のネームプレートが刻まれます。

仏教では、来世のために徳を積みなさいという教えがあります。

カンボジアは、日本よりも長い仏教の歴史を持つアジアの国だからこそ、教育支援も仏の教えの上に在るべきだと思っています。

喜びは感謝の心で、より一層循環する

そう信じます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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