【ワクチン接種ってこんなに簡単なの?】Sinovac第1回目を接種完了
ワクチンを接種すべきかの判断
についての記事はこちらをご覧ください。(ワクチンについての詳細レポートも載せています。)
いやー、とうとうワクチン接種、受けちゃいました。
中国製のシノヴァック。
中国製だからと不安に思っている人にまずは朗報。
大丈夫と申し上げておきます。シノファームがWHOの認可を受け、シノヴァックも続いて認可される見通しとのことでしたから。
WHO、中国シノファーム製ワクチンの緊急使用を承認 欧米以外で初
BBCニュースJapanより
WHO、中国製ワクチン承認 有効性79%、2件目も審査中―新型コロナ
JIJI.COMより
元々、私はカンボジアで活動をするのなら、ワクチンは受けておいた方がいいと言われていましたので、どの国のものであれ、効き目はどうであれ、カンボジア政府の意向に沿い、接種する決意だけは固めていました。
そうした中、昨日、友人がある政府の役人に掛け合ってくれたところ、
「明日9:00に○○へパスポートを持っていらっしゃい。10$かかるよ。」
という思いもよらない回答が・・・。
その場所は、マクロやイオンモール2の近く、
セカンダリー・スクール・オブ・ファイン・アーツ
です。
クメール伝統の舞踊や文化を学ぶ芸術学校です。建物は伝統的なクメール様式で設計されています。
翌日、午前9時にこちらに着くと、その方の声掛けで、鉄格子が開けられ、係の人がいきなり受付へご誘導。
通常は、こちらの仮設テント下で事前の問診があるようですが、スキップして受付へ。
受付で、パスポートを渡すと、係の女性が問診票に記入してくれるようです。
受付の方が、記入された書類を私の席に持ってきてくれました。
私は、電話番号とサインだけ記入して完了。
次は、記入内容の確認。
名前と国籍だけを伝えます。担当の人は英語はできません。
最後に、
「オークンって日本語でなんていうの?」
と聞かれたので、「ありがとう」と返すと、思い出したかのように隣の人と顔を合わせありがとうと言いながらにこやかに微笑みます。
なんか、あんまり緊張感はないですね。
ステージ前の正面の席では、パスポートを見ながら接種情報をスマホで打ち込んでいました。こういうシステムの整備は、IT活用の進んでいる中国の支援ではないかと思いますね。
ちょっと面白かったのが、このお兄さん、ゴム手袋の右手人差し指だけ、切り落としているんですね。スマホをタッチするためです。
待ちながら、いよいよ死滅したウィルスが自分の体内で抗体となって働くのか・・・なんてことを考えていました。
この作業には、7分ほどかかりました。特に質問されることもなかったです。
そして、いよいよ接種。
写真を撮ってもいいか尋ねると、OKと返事をいただきました。
1,2,3ではい完了。
普通の注射と何ら変わりなし。
接種後、向かいの椅子で10分ほど安静を保って、接種場所とアルコール綿に血液が付着していないかを確認して、全行程終了。
ここまで要した時間は、30分ほどでした。
そして、これです。これ。ワクチンカードをゲット。
この紋所が目に入らぬか・・・、黄門様の印籠並に威厳のある免疫済みを証明する接種カード。
それに加えて、薬にもあるプラシーボ効果。どんなワクチンでも接種したことによる精神的効果があるようにも思います。
左下のQRコードをスキャンすると、ワクチン接種の個人情報のページが開くようになっています。このシステムは、先日ご紹介した免許証のシステムと同じですね。
これで、第一関門を抜けました。接種後の痛みや体の異常は、今のところ一切ありません。明日以降どうなるかを、後日、追記でレポートさせていただきます。
次は2回目の摂取ですが、2週間後と思いきや、3週間後とのこと。実際、間隔を少し開けた方がワクチン効果が高まるのだそうです。
ある友人曰く。2回目の方が、体に症状が出やすいよ・・・。おー、やだ。
今回、カンボジアでの活動レポートのカテゴリーにこれを入れたのは、私の場合には、ワクチン接種はあくまでも活動をスムーズに行うためだからです。ご了解下さい。
(今回の摂取についての裏話)
30分ほどで接種完了したのも、お役人通しと言うこともあったのかも知れません。レッドゾーンの人々が長蛇の列を作って何時間も待って接種していることを考えると、ちょっと後ろめたい気持ちにもなりますが、終わってみればこんなものかと言うくらい簡単だったなと言う感想です。
これは、実際の話。フェイスブックに書き込みもされている情報。もしも待ち時間なしで接種したければ、カンボジア人の場合には5$支払うことで可能だとのこと。私の場合、10$というのが外国人料金の鼻薬だったようです。お金が待ち時間を減らすというのは、周りの人が咎めることもないし、カンボジアでは社会常識だとのこと。本当は、この制度は変わらなければならないと思っているのですが、今回は自分も権利を金で買うというシステムに自動的に乗っかってしまったようです。
カンボジアのお金の問題に切り込む記事は、
をお読みください。
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