Chrey Khmum Primary Schoolに理科教材を支援
2月20日土曜日、早朝、再びChrey Khmum Primary Schoolに向かいました。
1月16日の前回の支援の様子はこちらをお読みください。
プレイベン州Chrey Khmum primary schoolへの支援を完了
ところがこの日は、朝からおかしなことが続発。
プノンペンの船着き場に向かうと、ダイヤモンド島近辺の道路をポリスが封鎖しているではありませんか。
仕方なく、回り道をして、船着き場に向かいました。
そして、メコンを渡り、県道11号線を走っていると、葬式を左側でやっていて、その向かい側に人だかりができていたのです。
状況がすぐに飲み込めました。
トラックとバイクとの衝突事故です。
横たわっている人に白い布がかぶせられているのは、亡くなっている証拠です。
話では、葬式現場での事故は、カンボジアでは非常に縁起の悪いことだそうです。
私のバイクも、その後どうも前輪がゆらゆらするので、修理してもらうことに・・・。
そこで、2時間も時間を食ってしまいました。
待っている間、ニュースでプノンペンで昨夜クラスターが発生したことを知りました。
そのことを、首相がインターネットを通して国民に説明していました。
今朝の通行止めの意味をここで初めて知ったのです。
学校に着いたのは、お昼過ぎになってしまいました。
今日は、無事についたことを喜ぶべきでしょう。
前回支援した本が、書庫に並べられていました。
コンパスや三角定規が職員室の壁に掛けられています。
この学校の校長先生は、教員養成大学でですので、教材の重要性を理解していました。
日本では当たり前のこのような教具でさえ、持たない学校がほとんど。
2月下旬に成績上位者に贈呈される賞品の自転車。
ここの元先生の寄付により購入されたものだそうです。
日本から輸入された中古の自転車です。
リストアされて、販売されています。
着くなり、昼食をごちそうになってしまいました。
さて、今回寄贈した教材です。
地球儀は、市場の中をくまなく探して、見つけました。
惑星図は、印刷屋さんに依頼して作成しました。
きれいに整備されている校庭です。
土曜日の授業は、午前中で終了。子どもたちの姿はありません。
校舎は一棟のみ。
2001年に建てられています。
水害のない場所にあることがとてもラッキーです。
校舎の壁には、教育ビジョンが書かれています。
誌のような文調で書かれているとのことです。
どうですか、クメール文字。不思議な感覚がしませんか。
日本語も外国人から見たらそのように感じるのかもしれません。
井戸を掘るのに要したお金はモーターは別にして250$。
掘削作業は、水が出るまで掘り続けるのだそうです。
6名のお名前が刻まれています。
教材の支援を本当に喜んでくださいました。
日本のご支援者の方に厚くお礼を申し上げます。
私も2度目の訪問なので、先生方とも妙になじんでいて、会話も弾みます。
ビールを勧められましたが、帰れなくなるのでそれはさすがにお断りをしました。
現在、環境教育にも力を入れている校長先生。
こちらは、ペットボトルの収容庫です。
余った材料で、作っているのだそうです。
若い世代のアイディアによる学校経営がなされていて、頼もしい限りです。
最後にこちらをご覧ください。
リー先生がクメール語の指導に使うために書いた詩だそうです。
印刷されたような美しい字を書きますね。
クメール語がほとんど読めない私でも、整ったきれいな字だと一目でわかります。
こういった若い先生方の力で、カンボジアの教育はどんどん向上していくのを感じます。
頼もしい限りですね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに素晴らしい一日が訪れますように、オークン。