2021年から開始した英語教育での現地公立学校との関わり。
開始当初から、多くの方にお越しいただき、カンボジアの地で子どもたちに直接、英語指導に取り組んでいただきました。
開始当初は、放課後の教室をお借りしたいわゆる塾のような指導スタイル。

学校のサポートを受けながら、希望する子どもたちは毎日のように教室に通ってきました。

当時のスタッフたちに一生懸命に取り組んでいただいた成果で、子どもたちは前向きに英語学習に取り組むようになりました。

当時の子どもたちは、すでに中学3年生になっています。

大きくなっても、時々小学校へ顔を見せる子どもたち。


この子たちの心には、ここで日本の先生方に英語を教わったという一生持ち続けるであろうの財産。
さて、ここで考えたいことがあります。
開始当初から、このインターンの学校でのかかわりは、
学校の教育力の向上に役立つような支援になるようにしたい。
という願いを持っての取り組みでした。
しかし、地方の学校は二部制(いわゆる半ドン)ゆえに、課外教室には、先生方の姿はありません。

確かに、子どもたちには学びを残せても、インターンが帰国してしまえば、指導は断たれてしまいます。

そこで、2024年からシェムリアップ州のチェアリアトム小学校にて、先生方の英語授業に関わる取り組みを始めたわけです。
この取り組みは、まずは先生方からの理解を得ることが重要なポイントでした。
なぜなら、我々の目的が、単に子どもたちに英語を教えることに留まらないからです。

先生方も忙しい立場で、厄介なことは引き受けたくないという気持ちもあるのが本音です。

時間をかけながら、先生方の信頼を得ていきます。

カンボジアの先生方は、英語を指導できる人と全くできない人と両極端にいるのが実情です。
我々は、英語の指導できない先生には、率先して指導に関わり、出来る先生には補助としてサポートに入るというスタイルで、実際の指導に関わらせていただきました。
それには、事前の打ち合わせが重要です。

どんな内容をどのように指導するか、そして先生方の役割分担を明確にしていきます。

先生方と指導に工夫を加え、それを実践する。




最後には、先生方からもこの関わり方に対して感謝を示してくれます。
これは、単に教える形から、インターンが帰国した後も先生方が子どもたちへの指導に役立ててくれる生きた支援になっていくのです。
持続可能な支援
2026年は、これを目指していくゆえに、インターンに求めるものも大きくなります。
現在、私たちは、コンポンスプー州ボンクナー小学校を支援校にして実践をしています。
それに果敢にチャレンジしたインターンのKさん。

先生方とのコミュニケーションがなかなかうまくいかないと悩みつつも、子どもたちに元気いっぱい接する姿から彼女の本気度をくみ取った先生方から慕われ、しだいに学校に溶け込んでいきました。

この活動は、学校に丸ごと関わっていただく活動です。

朝の国旗掲揚から、夕方の国旗降納まで、一日中、学校に居ずっぱりです。

それを乗り切るバイタリティがKさんにはありました。

当初、たった一人で滞在することに少なからずの不安を抱いていたKさんですが、終わってみれば多くの人々に囲まれて、寂しさを感じるひまもなかったと言っていました。
最終日、アパートまで送り届けてくれたDalin先生。

たったの2週間の滞在でしたが、彼女の別れ際には、学校の先生方がお別れに来てくれました。

このようなインターンの取り組みは全体から見たら小さなものかもしれませんが、カンボジアの教育の質的な向上に大きな貢献をすると信じてやみません。

Kさんが残した感想です。
今日で、カンボジアにきて一週間が過ぎた。どんなことを感じたか書いていきたい。
まず、学校。子供達の人数の多さと、二部生に驚いた。日本とは違い、よい意味で全く型にとらわれていない。チャイムがなったら席につき、授業がはじまる。そんなことはない。先生達は、チャイムが鳴って10分後とかに教室にもどる。授業の形態も先生によってばらばら。しっかりと授業をやっている先生もいれば、ほとんど自習をさせている先生もいる。一人の先生が、クメール語、算数、理科、図工を教えるため、英語はやる時間がなかったり、英語を教えることができない先生もいる。
授業をしてみると、先生の規律がしっかりとある教室の子どもたちは、授業態度も比較的真面目でやりやすい。子供達は、午前の部7時から11時。午後の部13時から17時。1日にたった、4時間しかない。だけど、学年が上がるにつれ、勉強も難しくなり、進学が難しくなる。年齢があがるにつれ、ドロップアウトしてしまう子供も増えていく現状も分からなくはない。
授業では、楽しさもありながら難しさもあった。限られた時間で自分はなにを残せるだろうか。子供たちと、“英語を心と体で味わう”“心に残る授業をつくりたい”という目標で取り組んだ。しかし実際は一人でクラスルームをコントロールすることや子ども達の気のひきつけ方など、とても大変であった。自分の課題点や反省点がたくさん得られた。だが、自分をみかけると子供たちが教えた歌を歌ってくれたり、英語の授業を楽しみにしていてくれたりしたときは、本当にうれしかった。
改めて私は、貧困による連鎖は“教育”でしか変えられないと思う。学ぶ環境があること、質の良い教育が受けられることで、子供たちは未来に希望を持ち、勉学に励むことができる。教育は、子供たちの可能性あふれる未来を守る大切なものだとここへきて改めて感じた。
日曜日に連れて行ってもらった孤児院では、想像していたより劣悪な環境だった。子供達の寝る部屋や、ご飯を食べる場の衛生状態に驚いた。そんな環境に負けずとても元気な子供達。でもそれぞれが色んな家庭環境、境遇を抱えながらきている。元気さの裏腹にはきっと悲しくて辛かった記憶もあるのではないか。そして、孤児院の前で捨てられていた赤ちゃんにも出会った。こんなこと、現在でもあるのかと目を背けたくなる現実だった。ボランティア生が朝から夜まで面倒をみていた。孤児院でのインターンをしている二人にも会えて元気がでた。
最後に。今回を通して、“知っているつもりにならないこと。感受性を大切にすること”の大切さをしった。カンボジアに来る前に抱いていた印象と、きた後では良い意味でも悪い意味でもなくまるっきり変わった。
自分の足を運んで、現地の空気を吸い、人と出逢うこと。ネットの情報はたくさん溢れているけど、本当の答えは自分の足を運び、目で見ないと分からない。強く実感した。知ったかぶりにならず、感受性を大切に生きていきたい。
ボランティアは、与えるものよりも自分が与えられるもののほうが遥かに多い。子供達、先生達からの大きな愛、笑顔、温かさ、たくさんのものをこの2週間でもらった。二週間ではあったけど、ここでの出逢い、つながり、経験は自分の一生の宝物になるだろう。
松田さんを始め、たくさんのサポートと、多岐にわたりご指導してくださり本当にありがとうございます。
帰国後、経験、知識をつけ、強くなって、また戻ってきます。
Kさんのスタッフブログ。
子どもたちをはじめ先生方は、やる気に満ちた方のお越しを心待ちにしています。
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今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
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